いつも前を向いて生きて、信条だ。でも今年は振り返ってみよう。
Sさんが、今年はなかったことにしたいと言った。
それほど、悲しい出来事がいっぱいだった。何か実りあるものがあっただろうか、と考えてしまう。
悲しい別れや衝撃、閉塞感、前に進みたいのにとどまらなくてはならない嫌悪感、世界中が不安につつまれた。
東京オリンピックだった2020年、世界中が決して今年を忘れないだろう。
この終わりの日にも、日本中、世界中で苦しみ、亡くなる方がある。
私は、紅白を観て楽しんでいる長女の横でコタツに入り、ぬくぬくとブログを書いて、ゆるゆるとしている。
死と向き合い、死なせまい、回復を願い戦う医療現場の方は寒くはないだろうか、お腹は空いてないだろうか、睡眠はとれているのだろうか、どうかこの瞬間だけでもみんなにあたたかなスープと暖が側にありますように。
ほら、自分には、暖かさと満腹と睡眠、悲しみ苦しみも与えてくれるが笑顔と喜びもたくさんくれる家族もある、これ以上の幸せを望む方がおかしい。
そう思い今年を終えよう。
失うばかりじゃなかったはず、身近に、小さな幸せ。
世界は、今は一つの厄災に立ち向かっている。自ら出来ること一つずつ。
不意に去ってしまった輝く光も、それも抱え込んで包み込んで、生きて行くしかない。
嵐が言ったね。嵐はきっと去る❗️そう去るさ、きっと、去らない嵐はない。
小さな幸せを噛みしめよう、令和二年。
不登校HSC長男が頑張り掃除と模様替えしたよ。
お気に入りの埃を落とし、ポージングし並べたよ。
JK長女が『田作り」と『栗きんとん』のおせち料理に挑戦、さつまいもの裏ごし、頑張りました。
小さな幸せの灯りがあちこちで、集まれ集まれ、令和三年は、きっと、もっと、もう少し、集まって集まって大きな幸せの灯りが点る。
さて、この寒波に、厄を落としてきましょう。
近所のお寺、旦那の同級生が和尚さん、鐘突に行って来ます。
みんなの幸せを願って。
どうか、良いお年をお迎えください。