紐の部分が顔が痛いのをもう少しなんとかしたいと伸縮性の素材で試してみた。
長男の小さくなったTシャツ、薄手の綿100%だ。
全剣連の面マスクは手ぬぐいを半分に折っているから、二枚重ねだが、二枚じゃないと効果がないのか?
とりあえず、前身ごろ後身ごろ二枚重ね、紐はシャツの裾の折り返し部分を全部切り取り使った。
つけてみた。
暑い。
なんなら手ぬぐい面マスクより暑く息苦しいかも。
繊維が手ぬぐいより密で二枚重ねだからか。
一枚ではダメかな……一枚切ってシングルに。
断然息が楽、一枚がいいな。
顔の痛さ、伸縮性がある分やわらいでいるが、手ぬぐい面マスクよりほんのちょっと、っといった程度で劇的に楽なわけではない。
ツイッターで、手ぬぐい面マスクが汗だくになって濡れたら、息が出来なくなって窒息するんじゃないか?という意見が出ていた。
それは、いかん!飛沫の実験ばかりで装着した状態の実際の稽古実験はしてくださったのだろうか?
もうすでに夏日だ、少し動いただけで汗が…
ただでさえ、真夏に胴着、防具、面つけての稽古は死にそうになる。
その上、面の中にマスクだ。
当然危ない。
手ぬぐい面マスク、Tシャツマスク二枚重ね、一枚だけ、この3パターンを検証。
顔の部分、特に紐部分は顔の汗を受け止めビシヨビシヨになるだろう。
霧吹きで汗を想定し濡らす。
手ぬぐいマスク、かなりビシャビシャにしたが息はしっかり出来た。
Tシャツマスク二枚重ね、濡れるとまとわりつく、顔にピタッと引っ付いて息苦しさ少し、呼吸出来ないわけではない。
Tシャツマスク一枚、多少ひっつく感じはあるが気になるほどではないかも。
やってみた感想。
Tシャツ二枚重ねはないな、と思う。
顔の紐の圧迫感からすればTシャツ、でも手ぬぐいの方が布の張りと軽さで隙間が出来やすい。面を着けない稽古なら手ぬぐいでもいいな。
面着けるなら一枚の伸縮素材。
でもどちらも簡易的な一時しのぎ感。剣道専門店がマスクを出しているが普通のサージカルマスクの形で手ぬぐいマスクみたいに下がパカパカ開いているわけではない鼻と口をしっかり密閉。
鼻や口部分の中央がメッシュになってるのもある。
一般のスポーツマスクもどうなんだ、息苦しさはあまりないのかな。
よく母親やばあちゃんが田舎で顔の下を覆う農家マスク、覚えがある、あれも昔は綿素材。あれはどうだろう、って言ってる人もいる。
あとは、
これはどうだ?
やっぱり面着けたらどれも息苦しさに大差はないかな。
どんな繊維か分からないけど、これこぞ濡れたら息出来なくなるかなぁ。
でも、手ぬぐいもシャツも濡れたからと言って窒息するような状態にはならない事はわかった。
県のガイドラインは来週出るらしい。
その後に市剣連から連絡がくるだろう。
やっぱり、再開できるのは7月だな、早くて。
それまでもう少し色々調べよう。
さぁ、明日もわけの分からない新システムとにらめっこで能力低下の担当業務を頑張ってこなして来よう。
剣道の問題も、家族の問題も、夜の闇に一旦預け入れて、闘う為のエネルギーチャージを静かな眠りに託す。