YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

コロナ禍での生活と現代社会にママ剣士が思うこと

自主稽古にしていた夏。9月からは、感染対策見直しで、剣道稽古再開。

初日は、色々、思うところ、気がついたところ、ありました。

手消毒と出欠、体温記入するテーブルが密❗️

しばらく交通整理が必要だ。

そして、手消毒を忘れた、使用料金の百円入れなきゃ、って子供達が、そこに何度も来ている。


少し強引感はあるが、会計さんところが退会するので、例年通り8月末までで、父母会の役員を交代したから、引き継ぎや何やら、そして初日だし、バタバタ、密、密、はちょっと仕方なし。


次回からはもう少しスムーズになるように、稽古開始前の手順をお子さんと確認し合って欲しい、そして、使用料百円を缶に入れるのも、体温記入も家族代表一人、親が付いて来ているところは親がやって欲しいと提案。

各人一人一人では混雑。

中学生以上は親は送り迎えだけで稽古場にはほとんど来ないから自分でスムーズに新しい様式で稽古が始められるように確認してもらうよう連絡。



そして、必要になってきたユニバーサルデザイングローバル化


稽古場で準備中の子供達と雑談しながら観覧座席や手すり、チャリンと缶に入れてくれた100円玉を、消毒スプレーと雑巾で拭きながら様子を見ていると、外国人の方、入口付近のママ達、焦っている様子。
どうも場所を分け合っている空手の方の訪問者。空手の先生を呼ぶ。
空手の先生によると彼はフランス人、日本語カタコト、英語もあんまり。


途中、後半使用の大人の剣道稽古に参加の方、胴着姿の東南アジア系っぽい外国の方。
体温記入お願いに……??

パニクる入口のママ達。

パニクるその外国の方。

「体温って英語で何て言うの~?」

「ア~、エイゴ、ナ二です?」

師匠が「サーモ、サーモ!」

一人のママがグーグル先生に聞いた様子、
スマホ片手に英語表記見ながら「ボディ、テンプレール?かな?じゃないの?」

いや、いや、テンプリチャー、いや、突っ込み入れるの止めておこう、なんかちょっと、ひけらかしてしまうようで、出て行き難い。

師匠の「サーモ」で、ご理解頂けたようで、検温してきてないから、センターの受付にて検温してもらいに行った様子。


おっと、これはこれは。

どなたにも分かりやすくすることが必要となってきた。
今年度、後半、下半期の稽古場取得状況のお知らせも、英語表記を入れて作成しました。
HPも手直しが必要だ。


再度役員を引き受けてくれたママのお家の稼業は看板屋さん。本領発揮、只今、ピクトグラムを入れて、日本語と英語表記で誰でも分かりやすく、『マスク、手消毒、検温、体温記入』のお願い看板作成してもらってます。途中の映像が届きました。
良いのが出来上がりそうです。



話は少しかわります。

コロナ禍よりも前から、仕事でも感じていたご年配の方々のモンスター化、ニュースや様々な記事でも、少々異常さを感じずにはいられない。
もちろん、師匠はじめ、剣道回りでは感じる事は少ないのですが(私同様、きちんとすることへのプライドが高いからかと思われます)、通勤時の電車でも、無言でドケ!とばかりに通路中央を通り、身体やカバンが当たっても「ごめん」の一言もない上、会釈もない方。
スーパーの長い会計待ちの列に知らん顔で横入りする方。
袋にお金がかかることにお怒りの方。
会社の自社ビル、会議室貸出し部署にて、先日ご年配の方による理不尽なトラブルがあった様子。
詳細内容は聞いてませんが、対応にあたった責任者とわがフロアの課長の子が話している端々が聞こえてきました。
「どう考えても異常」「屈しない方が」「ちょっと、今回は……ほんとに、今後を考えないと」
等々


御近所
休日、早朝、年配女性の甲高い怒鳴り声、あたり一面響く。響いているのでどこから来るのか正確な方向が分からないが、時折内容もわかるような怒鳴り散らす声が延々と続き、どんな体力余りあるんだ、と驚きです。怒り方に異常さを感じました。

うちの一階爺さんも、爺さんですが、そんな生半可なおかしさじゃない人多すぎです。


病んでいる。


私が子供の頃の年寄りはこんなじゃなかった。
そりゃ、たまにはボケてしまっておかしな行動の方もいましたが稀だった。
そりゃ田舎の年寄りとは違うだろうけど……
家の前の畑では地面に顔が着きそうなぐらい腰の曲がった90歳のお婆ちゃんが毎日鍬で耕して作物を育てていた。「何もやらんでいいって言ってくれるけど、家でダラダラしとったら、動けなくなっちゃうで、こうやって、野菜作ったら食べてくれるから、外に出させてもらっとるわ」と母に言っていたのを今でも覚えている。地面に顔がつきそうなのに、鍬でキレイにしかも素早く、畝が出来上がる。スゲーと思った。

私の祖父も95で亡くなる前日まで杖ついて歩いていたそうだが、戦争へ行き、生き残り、梨を中心に農業で生計をたてて、鎮守の森の神社の総代や地域のお役にも貢献した。大運動会で地域対抗リレーのゴールで祖父から景品の鉛筆とノートを渡された。かたわらで趣味の短歌を詠んで、書にしたためる。長男(私の父)の嫁を見送り、妻を見送り、そして長男をも先に見送り、人生を消化試合にすることなく、生き抜いた。


欲しい物が通常価格で買えない。
長男が大好きなアニメキャラのTシャツがやっと発売になり、ネット販売もつながらず、店舗も整理券、発売日の午前中にメルカリで三倍の値段で出ている。
結局、買えない。
転売ヤー……

病んでいる。

コロナ禍でさらに根深い闇がうきぼり。

長男は「子供の夢を踏みにじりやがって」
と転売に嘆く。


現在の子供達が見る日本、あるいは世界。
大人の愚行に幻滅するのか。
昔は尊敬出来る爺ちゃん婆ちゃんに溢れていたが、それを目の当たりにすることの方が稀になった。

洗濯物に手作りマスクが並ぶ。
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新しい生活様式
子供達の未来に明るい光が射すよう、私達はより一層の努力が求められている。
いつか孫達に、スッゲー婆ちゃん、スッゲーな爺ちゃん、って言わせてやろう。

頑張ろう、みんな。
#剣道