YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

息子の初チャレンジ戦利品

お久しぶりのブログ投稿

ご無沙汰しております。

暑い、暑くなりました。

梅雨入り?今頃?


失業保険で生きています、何とか。

2回目の失業認定日、朝一番にハローワークへ、9時の受付開始前から、ベンチに座ることなく、ファイル立てが置かれる場所に一人だけ立って待つ。

係員がファイルの束の入った箱を台に置きながら「受付開始しまーす」開始一番にファイルをとって、書類を入れて中の番号札を取り受付箱へ。

そのかいあって、一番に呼ばれて、9時5分頃には「はい、じゃあ次の認定日は7月○日ですから、今回は28日分出てますからね、口座の金額確認してくださいね、お疲れ様でした」
と書類を渡され終了。


急いだのには理由がある。

この日、読み書き障害・HSPADHD・最近追加された強迫性障害である長男の通信制高校の行事と被っていたからだ。

小5から不登校の息子は、現在高校1年生、この春から自転車で通える距離の通信制高校に入学して頑張っている。

でも、小学校高学年からまともに勉強していない彼は、簡単な通信高校の問題がほんとにわからない。解らなすぎて自分を殴ったり、壁に頭やおでこを打ち付けたり、床を足で強打したり、とうとう自室の壁に穴が空いた!

タブレットのレポートを解いてタッチペンで書いて出来たら提出ボタンを押して送信するのだが、解らないから授業にも頑張って出るようにして、家でも頑張っている。

ちなみに母も手伝うこと、とても頑張っているし、さっぱりわからない、忘れてしまっている数学もYouTube講座を観て勉強したり、検索したり親子共々頑張っています。

〆切までに何とか終わってくれることを願ってますが。



その他に行事ごとに参加すると単位がもらえるため、入学前の履修セミナーの際に出来そうなもの、お金がかからないものを自分で選んでいて、市内の水族館への遠足に申し込みをしてあった。


それが、私の失業認定日とかぶった。


小学校高学年から不登校なため、集団行動や、校外学習などに参加しておらず、人混みが苦手、地下鉄も大嫌いで苦手以上に体調不良になる。

単独で電車に乗ってどこかに出かけるなんてことしたことなし。

そして、この間は、学校で予期しない出来事があり、パニックで私の携帯へLINEするも既読にならない、電話するも出ない、余計にパニックで『早くしろ早くしろ早くしろ』『気づけ気づけ気づけ』の文字が300くらいの連打。
いつもの逃げ場、学校の屋上へつながる階段の踊り場で一人私に助けを求めていた。
私がLINEに気がついてからも「このまま熱中症で倒れて死んだ方がいい」などの言葉も送ってきたので、さすがに学校へ電話して、場所を伝えて声かけしてもらうようお願いした。


そんなこともあった危うい息子。


途中乗り換えのある地下鉄利用、不安で仕方ない様子、このままでは当日の朝「やっぱり無理」って布団かぶって引きこもりしそうな気がすると思った。


二人で事前訓練をすることにした。


朝から雨がひどく長女を駅まで車で送った遠足日の2日前、実際に水族館の入口前まで地下鉄を使って行ってみた。
案内板のチェックや経路確認、乗り換え駅の様子や注意点、要所要所で写メ撮りながら。

水族館に入らずとも、港には色々ある。

外国人観光客もいる。

着いた頃には雨も上がって散策もできた。

船が繋留されている小さな入江で何度も何度も数匹の魚が跳ねている。何だろあれ、トビウオのような綺麗な飛躍ではなく、跳び跳ねている。漁師さんか沿岸警備の船もあるので、柵の向う側に誰か通ったら、聞いてみたい、と思ったが誰もいなかった。
ほんとにずっと跳ねて飛んでいて、下に大きな魚がいて食べられそうになっているからか?
いや、同じ範囲でずっと跳ねていてそんな様子ではなく、まるで集団で飛躍距離を競いあって遊んでいるようだった。


フードコートで昼食にラーメンも食べた。

外食嫌いな長男。

雨の平日、お店も空いていて落ち着きを放って、久しぶりのインスタントラーメン以外のラーメンを楽しんでいた息子。

「久しぶりにお母さんと出かけられて外食もできて、楽しいな」


また平日の空いたところで一緒にまたどこかにお出かけしようと約束した。


帰りルートの確認も丁寧に。

お姉ちゃんのお迎え時間ちょうどになりそうだ。

ほんとにグッドタイミングな時間で長女のお迎えができた。

当日は母のハローワーク行く予定があるが、終わってから駅で合流して、港の駅まで送って行けるからと伝えた。集合場所で先生やお友達にバレないように離れて行動するからという計画。

帰宅して、少し自信がついた長男。

そして、「お母ぁ、俺、頑張って一人で行ってみたい」


おう!

いいね、息子、いいよ、訓練、訓練


最近よく話題に出るプラモデル作りが共通趣味のお友達に当日一緒に行かないかとLINEで誘ってみた様子。
お友達の最寄駅名も聞いたことない駅。
そして、駅名読めない。
利用電車が違う。

息子はようやく自分の最寄駅と路線が覚えられたところなので、他の路線や駅など全く解らずどうすればいいのか、スマホ片手にアドバイスを求めにくる。

やり取りの末、お友達が自分が当日利用予定の経路スクショを送ってきてくれた。それぞれの発着時間も載っている。

地下鉄利用の経路がしっかり共通なので一緒に行くには好都合、でもお友達が地下鉄に乗り換えるメイン駅は、恐ろしく人がいっぱいで、ホームでの待ち合わせは難しいから、乗り換え駅のホームで待ち合わせを勧めてみた。
乗り換え駅なので混むけれど、今日行った様子では、待っていられるスペースもホームにある感じだったからと。

無事、約束と当日の作戦も立てられ、当日着ていく予定の服の写真をお友達に送信もできた、と一安心

というところだが、息子は何度も、駅名や段取りなどを聞き返すので、私がメモを書いてやることにして落ち着いた。
スマホで経路が見れるはずなのだが、それもちゃんと見れるかが不安になるので、アナログが一番。
行き帰りの行動カンニングメモだ。

路線の色に合わせて駅名や路線名などもクーピーで色をつけてやった。

1ヶ所の乗り換えだけうまく行けば、なんてことはない簡単な経路、乗り換え駅でお友達とうまく出会えればそこからは安心して行動できるだろう。



当日

ハローワークでの失業認定を早々に済ませることができた私は地下鉄に乗り帰路へ。
最寄駅に着いて、駅員さんに乗り換え駅でスムーズに乗り換え口に着く車両を尋ねた。
そして、息子はもう少しで家を出る時間なのでLINEする。

ADHD傾向の長男、忘れ物ないようカバンの中身チェックを再度促し、このメッセージを見てるスマホもそのままカバンに入れるんだよ、と。

そう、息子はスマホをよく忘れる。
中学では持って行ってはいけない物だったが、高校では使うため必須、カバンに入れる習慣がない。
何度か学校に届けに行った。

「乗り換えに便利な車両を駅員さんに聞けた、前の方が便利だそうだから、このまま母は前の方の車両のホームのベンチで座って待ってるわ。
電車に乗るのを見送ってあげるよ。」

息子:「うぃ、出発する」

自転車で家を出て、有料の自転車置場に自転車を置くレクチャーもした。

そのうち、正解の行き先のホームに降りて来る息子。緊張感満載の顔。

「電車に乗ったらどこに居ればいい?」

2駅目がメイン駅で人の乗り降りや混み具合が激しい、入口付近に居ると迷惑で押しやられることもあるけど、乗り換え駅でスムーズに降りれるようにと考えると、入口ドアと椅子との隙間に一人だけはまれるスペースあるから、そこが空いてればそこ、空いてなければ、出入り口に出来るだけ近い椅子前の通路スペースとアドバイス

電車が着いて乗り込み、空いていた乗り換え駅降り口側のドア横、一人分のスペースにスポっとハマって、『ここでいいよね?』とアイコンタクトでホームの私を見る。

うんうんと頷いてやる。

ドアが閉まり出かけて行った。

私が帰宅してすぐ、LINEが入る。

お友達とスムーズに合流でき、乗り換え出来た車両でベンチに座り扇子であおぐ姿のオタク感満載なお友達の写真。

笑、笑

お初にお目にかかります、息子と仲良くしてくれてありがとう、どうぞ宜しく、な気持ちで眺め、LINE返信「お友達おもろいやんけ」

その後も数回写真を送ってくれ様子を知らせてくれた。


帰りは途中で、この電車でいいのか、LINEで随時報告が入ってきたが、無事途中の駅でお友達と別れ、やり遂げた良い顔で帰宅した。


そして、自分に記念品も買って来れた。

良くできました。

4月から初めてがいくつもいくつも出来てるよ、息子。

少しずつ、これまでの空白を埋めて行こう。少しずつ自分で立てる訓練をこなして行こう。

通学用リュックに戦利品を自分でつけてました。シャチ、「オルカだね」って息子に言ったら、何それ?って返された。世代やね。