YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

愛娘と二人旅の話

今週のお題「旅の計画」

以前のブログ
とても嬉しい事がとても悲しく苦しい事にかき消されていた件 - YK-akadoの『不』日記

今年の2月末、とても嬉しかったことについて、気持ちの整理もついてきて、今週のお題に合わせて書いていこうと思います。

「一泊でいいからお母さんと温泉旅行に行きたい」と去年の初めごろに言われていて、その時は2人とも頑張ってお金貯めて行こう、と約束したが、結局2人ともお金ない、となってずるずる年も明けた。

年末年始休みにタイミーでのバイトもしていたが、旦那の弟家族の帰省も今年はなく、ゆるゆるしていた時間もあった私は娘と相談する余裕もあった。
いよいよ娘は就活の年になる。来年就職したら、親子で都合を合わせて何処かに行く余裕もなくなるだろう。来年の息子の進学費用を貯めなくてはと焦る気持ちでいっぱいいっぱいなのだけど、もう何年も旅行に出てないし、可愛い長女の、愛娘との最後の旅行になる可能性だってあるな、と思い切って行く事にした。もちろん、交通費も控え目な近場の温泉へ一泊だけの計画。

旅の計画は数日間合間合間にあれこれあれこれスマホでそれぞれ検索しながら2人で相談したが、その際も娘はたびたび弟に「ここだったら」「この交通手段だったらどう?」と一緒に行かないかと声かけしてくれていた。
娘は出来れば以前のように3人で行けたらいいなと思っていたようだ。
でも、息子は「どこに行こうが、風呂に行くのは一人じゃん」

そうね、どこに行こうが彼は男湯に一人で行かねばならんのだ。それが寂しいし不安でしかない息子は一緒に行けない。

お姉ちゃんも弟を誘うのは諦め、母との二人旅の計画を練り始めた。


県内にも両隣の県にもいっぱい温泉地はある。

先に私の仕事先に休暇を申し出ることにした。娘の都合に合わせて。
日程を先に決めて、その日で宿が取れる温泉地にしようと計画を立てた。
そして、娘の希望は夕飯が『部屋食』の宿。
あれこれ2人で検索し、その日程で希望が叶う場所、娘本人が気になるって言っていた宿に決め、近くて交通費がかからないし、と部屋のグレードをちょっとだけアップ、眺望良しな部屋にした。
楽天ポイントがある娘が楽天トラベル、カード払いで予約をしてくれた。

そして、その時に知った、娘の計画。

娘「宿代は私が払うね」

え?

私「そんなーいいよーお母さん出すよ〜」

娘「日頃の感謝」

………涙出そうだった。

じゃあ交通費を出すよと言ったが、マナカにチャージ金が入っているから大丈夫と。宿は夕食、朝食付きのプランなので、それ以外のランチ代やお茶する時のお金など現金で払うようなのは私持ちということで話はおさまった。


この温泉地には、私は何度も訪れている。
そして、昔々、私と私の母と二人旅をした地でもある。
娘と違って、私は経済面は母親におんぶに抱っこだったと思う。印象的で思い出すのは、ブーツにコートの旅行着の母親がケーブルカーを降り立った一面雪景色の場所、スキー場兼展望台の地をスキーヤーを横目にズボッズボッと足をとられながら歩いていた場違いな姿。ちょっと恥ずかしい思いをしながらついて行った思い出。

もうその頃とは大きく違い、寂れた感満載の温泉地となった。

家から電車を乗り継いでも片道2時間もかからない。交通費も片道1600円ほどだったかと。

何度も訪れた地ではあるが、今回のお宿は老舗でもあり初めて。
眺望良しの部屋にして正解。初日は快晴


夕飯の部屋食は普通のグレードだったにもかかわらず、食べきれない!でも食べなきゃもったいない。美味しいものいっぱい!
娘と呑み交わしながら、仲居さんと会話をちょいちょいしながら、楽しくて、嬉しくて、人生で一番お腹いっぱいになったかも。お腹破裂しそうとはこの事だ!

お庭も心落ち着く日本庭園


周辺散策  水音を聞きながらゆるゆる

お姉ちゃんはつぶやく
「K(弟)も来れば良かったのに、あいつもこういう感じ絶対好き」

そうね、田舎で静かな水音、人とあまりすれ違うことなく河辺の散策、好きだよね、息子よ。

お風呂も、他人は1人、2人とちょっと入れ違うぐらい、貸切風呂がいくつかあるので家族連れはそこを予約して利用しているせいなのかもしれない。
露天風呂も内風呂も一つずつだったけど母娘でゆっくりと利用できた。

翌朝の宴会場での朝食も食べきれないほどだったし、御膳とは別にちょっとしたブュッフェもあり、とても良かった。

2日目は残念ながら朝から深い霧に覆われた曇りの天気。
それでも、観光と言えばロープウェイぐらいしかないので乗る事にした。


山頂からは何も見えなかった!笑

行きも駅まで迎えに来てくれたが、翌日ロープウェイに行く時荷物を預かって貰え、また駅まで宿の車が送ってくれた。

帰りのローカル線でまたお姉ちゃんは言う。
「あいつも絶対来れるって〜、ローカル線でそんな人混みかき分けてって感じじゃないし、長時間の移動じゃないしさ、お風呂だって男湯も絶対混んでないだろうし、絶対好きだって〜、またあいつも誘って3人であの宿泊まろう」

そうだね、街の喧騒から抜け出してローカル線に揺られ無人駅着。
ゆっくりできたね。
癒されたね。
静かな寂れた温泉地。
いいね、また3人で来たいね。

ありがとうお姉ちゃん。

ちょっと遅れの最高の還暦祝いをしてくれた。

娘よ、母は最高の思い出ができました。

なんて幸せな母だこと。


そんな私の愛娘は明日22歳の誕生日を迎えます。