YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

4対2?

わが家は長女が小学校入学時、約8年前から主人の両親と同居の6人家族です。
築四十数年のプレハブ住宅に同居、古くて狭くても、まだキレイにしてたら良かったんですが、傷んだ畳にカーペット、それもボロボロだからまた上にカーペット、それも何年物?なカビ、シミだらけ、風呂もカビだらけで、古ければ多少のカビは当たり前ですが、桶やイスの裏側は真っ黒、それを見た時はグリーンなのに裏は黒色なのか?と製品自体の色かと思ったぐらいです。シャワーなんて付いてない、蛇口をひねって水を溜めて沸かす昭和な風呂、湯船はピンクなのに湯のラインから茶色、捨てられない物で溢れ、狭い家がより生活スペースを圧迫。いつシャンプーしてあげたの?な老犬を室内飼いで毎日毛だらけ、子供たちも私もアレルギー体質だから、同居する前の正月とかに泊まる時はしんどかった。
まだ小さかった長女もカーペットの所々黒い所を踏むのが怖いからと、ピョンピョン飛んで移動して、よく台所のお手伝いをしてくれる子でしたが、
おばあちゃん家の台所のマットが黒くて汚くて怖いから立つのが嫌でお手伝い出来ない、と言ってました。おばあちゃん曰く、「洗ってるんだけど取れなくてね」……それはいつ洗った話だろう?と思った。同居になった時それを洗ったら、黒いシミも取れ薄い茶色だった全体もピンクに戻りました。
カーテンも洗う物ではないようで、黒ずんだカーテン、劣化で破れそうなのばかりがかかってました。おばあちゃんは仕事に出ていたので忙しく、休みも疲れてやる気がないのかもしれませんが、それにしても酷いな、ここ、と。正月はまた酷く寒い家、なので、ボロカーペットの上にまたホットカーペットが敷かれます。廊下や風呂場は凍りそう。泊まりは、2階の旦那の部屋だった所で布団引き川の字で寝ますが、冷たい部屋の空気と、自分が吐き出す息の温度差で掛布団の口が当たる部分が、朝にはびしょびしょになってます。
この家に関しては、色々すごい話がどんどん出てきますが、書ききれません。家や姑達のエピソードをその時々で会社の休憩時間によく話してましたが、やっぱり、すごいって言われ、かなり同僚に楽しんでもらってました。私にとっては愚痴の捌け口になってました。様々な事、自分が育った家やの家庭で耳にしてた事等々と比べるしかなく、私の方がおかしいのか?って最初は疑ってみてましたが、やっぱり自分の家の方が一般的なようです。
旦那の両親は悪い人でないし、時々??って感じる事もありましたが、何とかなるか、と思ったし、建て替えを目標に、同居に踏切りました。ただ、アレルギーが酷く喘息で何度も入院している長男には、この家はまずいのではと、同居前に市の衛生局のアレルギー対策課に調べてもらいました。ダニ、ハウスダストが危険値😱
そのため、畳だけは新しく替えてもらいました。
六畳一間にテレビや学習机や旦那の仕事スペースに長女のロフトベッド、でもそこにもおばあちゃんが捨てられないサイドボード。2階の旦那の部屋だった所、六畳に自分たち家族4人の衣類、タンス、川の字に4人寝るとキュンキュン。テレビのある六畳も4人で、二畳ほどのくつろぎスペース。お友達が遊びに来てくれると私の居場所はなくなり、廊下で洗濯物を畳んだり。家事はほとんど私、一階の台所続きの六畳が食卓兼姑達の寝室なので、朝早くや夜寝る頃に台所に立つのが出来ない❗️夜中、喉が渇いても冷蔵庫に飲み物を取りに行けない!夕飯の支度もテレビを見てるかゴロゴロ寝てる義理の父親を背中に感じながらの用意。
同居当時はいつも寝てる義理の父、病気なのかと思って旦那に聞いた事があったが、前から休みややることなければあんなんだよ、と。みごとに、トイレとご飯の時しか動かない昼間にびっくり。まだ保育園児だった長男は夕飯作りの頃遊んで欲しかったり眠かったり、でぐずる事が多く、左手に長男、右手にフライパン状態で6人分の御飯を作ってました。
料理中に長男がぐずって泣いても、じいちゃんは知らんぷりでテレビのニュース、何者でしょう?この人?お友達の所にもおじいちゃんと同居の家庭がありますが、夕方すぐ近くの小さな公園に連れ出してくれたり、家でウルトラマンごっこの相手をしてくれる話を聞きます。引退してやる事のないじいちゃんはそれくらいは普通だと思ってました。散歩や公園どころか、「こっちでじいちゃんとテレビ観るか?」の一言もなく、孫がギャーギャー泣いててもお構い無し。私には理解不能でした。
近所のおじいちゃんと同居のお友達の所で遊ぶようになってから、おじいちゃんも遊んでくれる存在だと分かったのか、小さな身体で、大きなおもちや箱を部屋からズリズリ引っ張ってきて、長男が「おじいちゃん、遊んでください」って言いにいった時がありました。普通は喜ぶと思うんですが、じいちゃんは「おじいちゃんニュース観る時間だで」と長男に、長男は横にちょこんと座り、ブロックを組立始めました。じいちゃんはかまうことなくテレビ😰長男がすごく不敏でした。「あー。ダメだこの人」って思いました。そう、思った出来事は数えきれず❗️
箱庭も手入れせず、そのままでちょっとした林状態、あちこちに使ってない鉢か何十も、何が入ってるのか開けるのも怖いバケツがいくつも、あちこちに雨水溜まったままの庭林は夏に玄関を一歩出ると蚊の大群に襲われます。休みや空いた時間に少しずつ片付けるのも大変、家事、育児、仕事、給料は6人分の食費と生活雑貨で消えてしまうのに、その上、休みも片付け、悲しくないですか?
犬が居るのに、雑巾掛けをしてる所を見るのはお漏らしした時ぐらい、洗剤使って雑巾掛けした時は恐ろしく雑巾が真っ黒、畳は新しくても、この生活環境、頑張ってキレイにと努力しましたが、現在の長男のアレルギーの酷さはこの同居のせいだと思ってしまう。老犬は数年後亡くなりましたが、長男は犬アレルギーになってしまいました。
同居前からどうにも嫌だった事、タオル❗️台拭きも、食器拭きも、風呂のタオルも汗拭きも(床拭き用の雑巾は見たことがなかった)全部同じ‼️
泊まった時に風呂用に借りたタオルがすごい魚臭い、多分魚焼きグリルを拭いたタオル。さっき汗拭いてたよね?ってタオルで食卓を拭くおばあちゃん。バスタオルは毎日洗う物ではないらしく、黒ずんだバスタオルがハンガーにかかって脱衣場兼洗面に。ここだけはどうしても合わせられません。食器用フキン、台拭き、台所用とトイレ用手拭きタオルは別々、等々、分けるように、なかった雑巾も用意しました。
洗濯はどれも洗濯機に入れ洗濯すればきれいになって使えるって思っているようで、旦那の弟家族が来た時に、「一緒に洗うから洗濯物出したらいいわ」とおばあちゃんが洗濯機を回してましたが、床を拭いた雑巾も小さな子供たちの下着も一緒に洗濯機に入っているのを見ました。洗わない用に別にしてある物もわざわざ洗濯機に入れ、長女のお気に入りも何度もダメにしてしまった事があります。洗わないで、とか、洗濯機で洗っていいものか洗濯表示を見て、も言いましたが、繰り返すため、洗濯場に持って行かないようにしました。朝、洗濯機を「ピッ」と回す事が唯一のおばあちゃんの家事だったので、私がやる、とは言えませんでした。「忘れる」 「分からんもんで」「知らないもんで」で他力本願、体育祭の椅子席で一番後でもなく、自分の孫の出番でもない競技の時から、自分が観たいから、自分は小さいから良いと思っているのか、立って観ているような人です。後の列に人が座ってるのに。楽しく夢中なのかもしれませんが、見つけた時は目を疑い、恥ずかしくて、家族だとバレたくなくその場で声はかけられませんでした。家に帰って、さすがにそれはない、いかんでしょ、と注意すると、何と最初の言葉……「だって見えないもんで」
この事は旦那にもかなりなショックかと思われるため、内緒にしてます。長女にもお父さんには言わないように言いました。
そんな様々な事、すべてではないですが、長女も見て、されて、おばあちゃんおじいちゃんが嫌いで、
学校の教育相談でわが家は『4対2』になっている、と話し先生が心配していたそうです。
シャワーもなく、狭さに息苦しく、居場所を作るのに苦労、何とか長女が中学生になる前に、ちょっと大きな地震が来たら潰れてたであろう、古い家、家族の安全のため、無理して建て替えました。
断熱材もなく、壁や床もペラペラでびっくり、アッと言う間に壊れました。
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家は変わっても、人は変わらず、4対2も改善は難しい。でも、子供たちが成長し大きくなったら何か変わるかな。