YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

なるように成る、しかないと思うことが今年の目標

自分。

ついつい頑張り過ぎるからダメ。
頑張るって、我を通すって意味も含んでいるらしい、だからいけないのかなぁ。


昔はよく母親や剣道の先生に言われた『為せば成る為さねば成らぬ何事も』
そのあとに続く言葉は、歴代偉人達によって少しずつ違うようで、自分なりにその後の言葉を探してみる、違う角度からの解釈を考えてみる、ってのもいいかなと思える。


剣道について、半年間の自粛で初期化してしまったような状態に「頑張ろうみんな」なんて言葉を記したけど、少し分からなくなってきた。


コロナ感染者が爆発的に増え、先日の稽古から、自由参加になった。


来なくていいよ、でも稽古したい子は来ていいよ、先生は後半の大人の稽古もあるから格技場にいつものように居るよ、って事です。
稽古に来なくては小さな子供達に腕が落ちないように自主的稽古するのは難しい。親が経験者でない限り。仕方がないことだ。


引退された師匠によく言われた「頑張り過ぎるな」
人によって頑張りレベルが違うだろう。
傍目には、私は頑張り過ぎているように見えるらしい。

自分の感覚は、そうでもない。

仕事は、悪いけど、こんなもんで勘弁しといてー、って程度ですすめている。別にサボっているわけではないが、今のシステムでは、焦っても仕方がない、出来ない、一生懸命やりますが、必死に仕事はしない。必死になっても何もいいことがない。


それはわが家庭も同じ。

あまり、稼ぎになるわけではないような講師の雑務の多さと久しぶりの舞台出演でのプレッシャーか、鬱旦那の調子があまり良くない。出掛けるし働いてはいるが、暗いし、ちょっとしたことで機能停止!状態にしばらく陥る。

講座のための物らしいが、ショートストーリーの台本をいくつも書かなくてはならないらしく、本やDVD、テレビ、PCで検索などしながら、ヒントを得て、ノートに鉛筆で書いている。あちこちで。
リビング、こたつ、寝室のデスク、一階テレビ前の台所座卓、片付け忘れの消しゴムカスが、イラッとする。
長女が小学生の頃のミニクリーナー(今は長男の机に置いてるが)がけっこうお役立ち。これも持って移動してもらいたい、が言わないでおこう。


長女は、学校が辛い、と嘆く。
休み明けの始業式の日は、泣けて行けなかった。
「勉強は好き」「どの教科も好き」「成績優秀」「友達もいる」
でも人間関係が面倒、通学がしんどい、学校の先生が爺ちゃんばかりで授業内容が分かりにくかったり、マスクするの忘れてしゃべってたりするのでイライラする、部活も楽しくない、ずっと最寄りトイレ工事中で、思うようにいけない、エトセトラ。
古い県立高校だからトイレを直してくれるのはいいが最寄りトイレがずっと工事中で、寒い渡廊下から向かいの校舎のトイレまで行かなくてはならないが、授業準備や教室移動もあって時間なく、行けるタイミングで行っても混んでいて結局いけないことがほとんどらしく、我慢して過ごすことがほとんどらしい。。
これは、早く改善して欲しい。
心配だ。頑張って登校し帰って来たら、出きるだけ手伝ってやったり夕飯に好物を作ったり、デザートのスイーツを買ってやったり、引っ付いて来たらギュッとかよしよししてやる。
あとは自力でストレスガス抜きの道を見出だしてくれることを祈るだけ。


不登校HSC長男、年明け、スクールカウンセラーさんの面談から学校が始まりました。
担任先生とも明けまして、のご挨拶。
昨年は、中学校も行けそうにないと担任先生にもスクールカウンセラーさんにももらしていた。それを聞いた私は、悲しくて、もどかしくて、何がいけなかったかと自分を責め、どうしてやればいいかと焦った。
何かしてやらなきゃと頑張る。
違うんだきっと。
私が焦るから長男も焦って追い込まれ、却って辛くなり良い方向に向かない。

冬休み前に、冬の課題やプリント類、工作の紙など色々もらい、本人にあれこれ説明し「出来そうならやって欲しいなぁ」と担任先生。それを聞いた私は、何か一つでも興味を持てそうなもの、冬の生活の1ページだけでもやらせようと思っていた。
でも、長男の様子を見て、また本人の「何にもやらないでおく」と決めた言葉に、『あ、自己判断に任せよう、私が頑張ってやらせようとしてもいいことないな』と思えた。
見事に学校のことは何もやらずに登校日になった。
そして、進歩があった。

一年半ほど診療内科にも月一通っているが、本人は行ってない。
最初の三回ぐらいは通ったが、余計に精神的に追い詰められたような症状になり、医者も「ここに来るのはあんまり良くないみたいですね、でも心配な方なのでお母さんだけでよいので通ってください」となってずっと私だけ行って、様子を報告している。
担当が去年の年度がわりで変わった。
チャキチャキした女医さんから、ほわほわした……大変失礼かとは思うのですが、きっとあなたも不登校児だったのではないですか?というような雰囲気をもった大きなぽっちゃり男性カウンセラーさんに。
一度、本人に会いたいから連れて来て欲しいって言われてましたが、ずっと私だけ、でも、冬休み中に長男、何かしなきゃ、何か変えなきゃと思ったのか、病院にも行く、不登校児受け入れの市の施設の見学にも行ってみる、と言ってくれた。

そして、先日、お初にお目にかかります、と病院のカウンセラーさんと長男。
二人とも最初はとつとつと会話
そのうち、コロナのことや、テレビのこと、ゲームのことなど話す。
カウンセラーさんは「なんかあんまり問題なさそうですね」と。
家でのお手伝いも、失敗しない風呂洗いとかじゃなく、失敗も成功もするようなことをやってみて、と。料理のお手伝いをしてみてよとお勧めされ、帰ってきた。
そして、今日、長女と私と長男で、チョコ味のアイスボックスクッキーを作り、おやつにした。
おいしくできた。

少しどころか大きな前進。

一番の心配はもちろん、長男、でも頑張り過ぎない、なるようになるさ、と思って過ごした方が良い方向に向くのかな。

頑張るより、ゆったり懐深く大きくかまえる努力。(むずかしいなぁ~💦)

抱負と目標は違う。

目標にはゴールがあるそうだ。

だから、抱負ではなく目標にした。

長男小学校卒業式に出席、中学校入学式出席、1日だけでも登校。
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USJは無理でも長女を癒しの旅行に連れて行く。

頑張らないで、努力する。

為さばなる……の自分なりの意味を探す。

これが、今年の私の目標。