暑さ熱さに回顧、光陰矢の如し

今週のお題「暑すぎる」パート2、｢熱すぎる｣

元役者のくせに話題のドラマなど観ない。(テレビよりもやる事やりたいことがいっぱいあるせいでもあるのだが)
子供の影響で、録画してあるのを御飯の時などに再生するので一緒に観るか、知り合いでも出ない限りはわざわざ録画はしない。

某話題ドラマに知り合いが出ると言うので、旦那が録画した。演劇人もたくさん起用してもらっているドラマだとは前々から知っていたが、やっぱり知り合いが出ないと観ない。知り合いと言うには遠いし、友人と言うにはおこがましい、そんな存在の人ですが、私と同年代（2、3歳違うと思ってたけど１コ違いだと今回ニュースの記事で知った）昔々、地方都市の小劇場演劇界で頑張っていた頃、あちらは人気のある劇団で格が違うのですが、まだお互い若かった時代に私の方は何かこう、苦手な方、いや格の違いを意識して近寄らないようにしていた、が正解かな。私の劇団同期の仲間には仲良しで一緒に舞台に出たり飲みに行ったりしていた子達もいましたが。

私と同世代ということは、旦那にとっては先輩になるわけで、でも、あちらも、うちの旦那も結婚して子供がお互い出来てから共演が多くなりました。旦那は奥方やお子さんともダンスの舞台で共演しているため家族ぐるみなお付き合いの様子でした。年一、同じ舞台に立つペースが数年続いて、可愛がって頂いていたのではないかと思います。

ドラマ拝見。
失礼ながら、ちょっと出られるだけかと思ってましたが、三話？にわたり、しかもガッツリセリフ、しっかりキーマン。
それにしても、舞台役者の芝居で浮くことなく、
歌舞伎界からも、みなさん、濃い。
熱い❗️
熱すぎる。

旦那が｢うわーすごいなぁ、◯◯さん（奥さんの名前）嬉しいだろうなぁ、ん？嬉しいかな？｣

……想像してみた。
旦那がメジャーのドラマに出演……

嬉しい、とは思う。
でもそれで、仕事がどんどん入ってきて、東京在住の必要が出てきたら？
今さらちょっと困る、かなぁ、と思う。はははっ、まぁ、うちはそんな事はないだろうと思うので要らん心配です。

地元の人の活躍をみるのはとても嬉しい事です。

同じ劇団で一期下だけど、同い年の男優が、私がまだ在籍している頃に辞めて東京へ出て行きました。
とても才能ある役者だから、きっと大丈夫と思ってましたが、声優の仕事（主に海外映画やドラマの吹き替え）が多いようで、最近ではちょっとしたセリフの声で｢あっ❗️◯◯君だ❗️｣と分かり、楽しみにしています。

知り合いの話に戻ります。
舞台では分からないことも、映像で、しかもアップなんてあったり……ドラマでの出番、しっかり観ました、流石です。
でも……歳を取りました、お互いに。
気が付けば、教えをこうていた方々は見かけることも少なくなり、残念ながら、訃報を聞く事も多くなりました。旦那も講師である立場になったし、私の同期には４つ、５つ、年上もいたはず、ヒャー、間もなく還暦？じいちゃんじゃん💦
恐い恐い。

それにしても、あのドラマ、観てるの体力要るような熱さ。
デフォルメ演技をやってるご本人達は楽しいかも。
みんながみんなそんな芝居ばかりだと、観てる方はしんどいですが、所々の脇役の方がいい具合にナチュラルだったりして、息継ぎ出来てホッとします。

暑い夏に熱い芝居。
コロナで舞台公演出来ないし、
いいんじゃないですか～