今週のお題「納豆」
大好きだ、子供の頃からこよなく。もちろん、炊きたてご飯に納豆は最高だけど、様々メニューの中で私も長女も大好きなのが『天ぷら』
サクッと揚がった納豆の天ぷらを天つゆにつけ、トロっとならない前に引き上げ食べる。
うまい、香ばしさと中のトロっフワッ。
昔は、私がまだ子供の頃は藁入りの納豆があって、一人分じゃなかったから、天ぷらを沢山作る時は便利だった。今はパックを幾つも開けなくてはならないので面倒。今もどこかに藁入りはあるのだろうが、このあたりのスーパーではまったく見かけない。
子供の頃、一時期、ひきわりにハマっていた時もあった。
ひきわり納豆を赤だし味噌汁に入れる、納豆汁、これも好き。
長女が小さい頃は野菜も色々食べさせたくて、細かく切ったニンジン、ピーマン、タマネギで、よく納豆チャーハンを作ってやった。
我が家では、手巻き寿司にも納豆は必須。でも、ほとんど、私と長女しか使わない。
長男は食べれるが、好きという程ではない。
そして、旦那のこの家庭は納豆は食べない家庭だったようだ。旦那は結婚するまで食べなかった。舅も好きではないようだ。今は姑が健康のために与える感じ。その姑も前は食べられなかった。外に仕事に出るようになってから、同僚にキムチと混ぜると美味しくて食べられるようになるよ、と勧められやってみたら食べられるようになったと。だから旦那の家の納豆歴は短い。
旦那も納豆キムチから食べさせてみた。
今では食べれるし、好きな方だ。
私は三大ネバネバがどれも好き。
納豆、オクラ、山芋。
3つ合わせて豆腐に掛けて食べるのは旦那も大好きだ。醤油かめんつゆ、お好きな方をかけて、居酒屋メニューだな。あんまり好きそうじゃない舅にも納豆多めでしっかり出す。
奴豆腐に納豆をかけるだけも好きだ。
以前ブログにも書いたが、何てったって長女が幼児の時に、赤ん坊だった長男が泣き止まず夕飯準備が出来ないで困っていた私を助けるために「私が晩ごはん作ってみる~」と初めて作ってくれた夕飯メニューの中の一つだ。
一生忘れない。
そういえば、私の子供の頃の天ぷらメニューには最初の頃は納豆はなかった。確か、母と一緒に観ていたテレビで納豆の天ぷらが登場し、納豆好きな私と母は「ほー!やってみよう」となって、二人で作って、美味しくて、定番になった。
年末、私と母親で餅つき機で正月用の餅を用意するのが、恒例だったが、その日の夕飯は必ず、そのままつきたての餅。
きな粉、大根おろし、醤油に海苔、そしてここにも納豆は欠かせない。餅の時には絡まりやすくひきわり納豆。
つきたての餅を手水をつけて小さくちぎったのをどんどん皿に放り込んで、そのさきから年の離れた妹、弟は、思い思いの好きな味に絡めて食べる、私も母も、ちぎりながら、食べながら。そして、みんな食べ過ぎて苦しくなる。
思えば、納豆は私と母、私と長女の思い出に欠かせない。
『納豆』は『母と娘の思い出 合言葉』ってとこでしょうか。