YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

弟の末っ子が成人式を迎え、子育て終了?って思ったのにね。

今週のお題「わたしの実家」


私の弟は子供が五人、上と下が男、中三姉妹。

正月に田舎に帰らなかったので、連休中日、妹とスケジュールを合わせて日曜日に墓参りに行きました。
両親ともずいぶん前に亡くなっているので実家は空き家、近くに住む弟家族の荷物置場、倉庫のような役割になっています。

両親が亡くなってからしばらくは弟が電気、ガス、水道を止めずに管理していてくれたので、妹家族もうちの家族も別荘のように使っていて、とても楽しく、助かりました。
子供たちを連れて泊まって、長期休暇の度に田舎生活を楽しみました。

懐かしい。

我が家は都会っ子なので、今でも、何もない田舎に行く事が好きです。

楽しかったね~。

今年も、うちの長男は実家の門柱に上って、自然を満喫しています。不登校児、ほぼほぼ引きこもりな息子には良い薬。
風が吹き付けて「寒みぃ~~っ」と。
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私の弟は二十歳で結婚、年子や2年違いで、立て続けに子供が生まれました。
子供五人もいたら大変、学費かかりますから、そのうち誰も住んで居ない家の水道以外のライフラインは止めることに。
泊まることはできなくなったものの、妹と私のところは、寄っては休憩所にさせてもらってました。水道はそのままなので、川遊びの後足を洗ったりトイレを借りたり。


そして、弟の末っ子の甥っ子が成人になり、今日ではなくて、日曜日に成人式に行っていて家には本人不在。
すでに全員社会人なので弟夫婦は子育ても終了、お疲れ様。


と、思いきや、同じく二十歳で授かり婚した三女が出戻り、離婚成立で、弟にとって初孫女児とともに弟の家で生活。
五人育てた義理の妹、つまり弟の嫁さん、ベテラン子育て母さんは孫を上手に孫育て。
そして、長女も事情で会社を辞め、隣の県に一人暮らしをしていたはずが、戻っていて、日曜日久しぶりに顔を見ました。
そして、その長女の荷物がわが実家に。
今後、約2年ほど彼と暮らすらしい。
これは、これは、おいそれ私達は帰るわけには行かなくなったか。
彼との住まいを我が実家で暮らしながら探すらしいです。
まだ実家に一人暮らししていた荷物を運び込んだだけで、ライフラインは通ってないので、これから実家を住めるようにしていく状態。

結果、弟の子供たちは成人式を迎えた末っ子以外は現在、同居。末っ子は自衛隊なので寮にいます。
初孫2歳児ちゃんが同居だから、結局、七人家族に今年戻りました。
でも、久しぶりに小さな子供のお世話に目尻が下がりっぱなしの弟夫婦でした。
もうすぐ三歳の姪っ子の娘は、まだまだママが一番ですが、若いばぁばとじいじをはじめ、たくさんの若い叔父叔母、優しい家族に囲まれて自然いっぱいの広い庭で遊べて幸せそうでした。


まだ初詣をしていない私とうちの子供たち、妹と妹の次女も一緒に私の田舎の鎮守の神様へお詣りです。
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のどかな二両編成の電車が目の前を走ります。
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今後は、墓参りに行っても、実家を休憩所にして田畑や川で遊ぶことは難しくなりそうですが、この日曜日は寒い実家にも上がり、コンビニの温かい飲み物とお菓子でおやつ、ほんの少し休憩。
川の様子を長男と見に行ったり、年末にきれいに刈り込みした空地や農道、田んぼを散策。
実家のすぐ横の草刈り後の空き地から田んぼや山々を見ていると、妹が出てきて、空き地で子供の頃の思い出を長男に話してやる。
その空地から田んぼに下りる坂を「ダーって駆け下りてみなよー」と長男に。
ちょっと急な勾配に尻込みする長男。
長男:「いや、ちょっとこの急な下りは止めといた方がいいかなって思う」
そう、息子よ、あなたが正しかった。
私の妹は失礼ながら、私より8歳若いけど私ほどの運動神経はありません。むしろどんくさい方。その妹の言葉「これくらい大丈夫だよーこけても田んぼが柔らかいから」
と違う方向を眺めていた私の耳に入ってくる。
横向くと妹は居なくて斜め下の田んぼにみごとに『バンザイ』の形でぺったり倒れたのが見えた。
あ、やっぱり、やりよった!

長男爆笑!!

起き上がり本人も爆笑な妹、私も爆笑。

妹「足が追いつかなかった!思ったより坂がフカフカで足が取られてあとニ、三歩だったのにもう無理だった」
と言いながら上がって来る。
草だらけの妹に、またさらに爆笑する私達親子。

実家から長女と姪が出て来る。
実家の庭で笑いながら何が起きたか三人で娘たちに説明するとまた爆笑の嵐。
ツルツルしたダウンジャケットはパッとはらえば落ちた草たち。ズボンが、草だらけでしかも細かいひっつき草がいっぱいで取れない。
細かくで電気がない実家の庭は夕方になって薄暗く「あーもう、細かくて見えんわー、アホだなーもう」と片方のズボンの裾の草を取ってやる私。
爆笑娘さんたちに追い討ちで話す長男:「パタンとバンザイで田んぼに倒れてからさぁ、ジャケットのフードがパサって、ちゃんと頭にかぶって……」ゲラゲラ、「あー笑い過ぎて腹が痛い」

田舎の夕焼けに、ズボンの草を懸命に取るオバサン二人と悶絶する若者三人の笑い声が響きわたりました。
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