うちの長男はコロナ禍以前に自粛生活だ。
何故なら不登校児、外出して人混みがキライなので避ける、出掛けたとしても、さっさと用事を済ませて帰る、あるいは旅行でもホテルや旅館の部屋で過ごすのが好き。
公園も人がいるのが嫌で夜の利用、人が居ると近寄らず離れた所で過ごす。
ソーシャルディスタンスの5倍ぐらい離れる。
中学になって、週2、朝だけ登校も、人が少なくなる時間、門が閉まる時間ギリギリか、閉まってから、正門でインターホンを鳴らして門を開けてもらう。
平日のお昼ごはんは、ほぼほぼ私が弁当作って置いておく。
独りで食べるご飯はさみしい時もあるようだが、聞くと、カップラーメンとかを自分で作って食べるよりも、お弁当箱の方が、日替わりで家のいろんな場所で食べれるので好きなのだそうだ。
お家で、ピクニックですね。
以前は、部屋にテントやランタンも出しましたね。
タンスを動かし、タンス裏を基地にしてた時もありました。
休日、晴れ間が出た。
頂いた素麺がたくさんあるので、四人分のお昼ごはん、どーんと大きなガラスボウルに。
いつもそこから皆でとって食べるが、「いい天気だなぁ、オラちょっとベランダで食べるわ」
とつゆ入れに素麺を少し入れベランダに出て行く。
洗濯物がズラズラあるなか、日差しを感じながら、景色を眺めて立ってズルズルと素麺をすする。
それでは、ゆっくりできないだろうと、旦那がキャンプ用の椅子を出してやる。
私が別容器に氷と水と素麺を入れて渡してやり、カルピスも作って大サービスです。
洗濯物がいい具合に微妙な日除けになっています。
汁が薄くなる度中に入ってきてつゆを足していましたが、ゆっくりとお食事、たくさん食べました。
日差しは暑いですが空気が涼しげで気持ちの良いお昼ごはんに満足げでした。
家の中でも、いつもと違う所で食べるだけでちょっと気分が変わりますよね。
暇だ、暇だとよく叫びますが、彼なりのお家時間の工夫の一つです。