YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

夢を見ている時に目覚ましが鳴った。

朝、夢を見ていた。

きっと願望なんだろうな。


不登校長男の体育大会だった。

夢の中の息子は現実よりも大きく現実よりもがっちりとした体つきで、体操服姿、小さな私の目線よりも上にあって私のすぐ側で学校へ向かって歩いている。

でも体操服が中学のではなく小学校の白と紺色上下の体操服だった。


現実の体育大会はこんなに混雑することはないけれど、夢の中はとても人でいっぱい。
夢の中でも長男は不登校君のままで、人混み大嫌いの息子のまま。
人混みの中には、今の担任の一人、女子の体育教師の方が見える。
そこまで行けないのだけれど、言葉ではなく目と目の合図で、「大丈夫ですね」と気にかけてくれているような様子。
ずっと不登校な子が、人混み大嫌いでメンタル不安定になるこの息子、ほんとに大丈夫なのだろうかと心配していると、すぐそこに仲良しのS君を見つける。
向こうから長男の所に来てくれる。そこにも会話はない。自然と心配して側にきてくれた感じ。

S君は以前の記事にも書いたが、何か悲しい事があり四年生で転校して来た父子家庭の子、どこか人を寄せ付けない雰囲気もある大きな男の子。
さみしそうな様子に話しかけて友達になったのがうちの長男。それからは、どんどん明るくなってきた。
うちの長男といると凸凹コンビ、親子みたいだ。
転校してきた一年でS君にとって、うちの長男が学校へ通う拠り所みたいになっていると父親さんに言われたり、
S君のことで、うちの長男の存在がとても助かったと担任にも言われたことがある。

うちの長男から枝葉のように広がって、S君の友達関係がとても広がった。仲良くなったキッカケも二人ともPSビータを持っていてマイクラをやっていたこと、通信でよく遊んでいた。

そして長男は5年生の途中で不登校になり、しばらく会えなくなり通信ゲームもしなくなった。

でも六年生で週一、小学校の給食登校の際に会う、そして修学旅行は同じ班、同じ部屋で思い出も共有できた。
卒業式にも出席できて、一緒の写真も撮れた。


中学に、週に1日でも来て欲しいなぁ、なんて言葉を他のお友達と交わしていたのを先生から耳にしたけど、入学式にも行けず教室にも行けず、そんな中学生活が始まった。
そしてこの夏、ようやく公園で会い、今また共通の通信ゲームでつながっている。



夢の中、そんなS君が長男の側にいるから、安心して側を離れ、観覧する場所に移動しようとする私。
すると目の前にママ友。

お互いの長女、長男とも同級生の御近所さんで、我が家が同居のためにこちらに引っ越してきて初めての親子共々のお友達。

まだ引っ越し前に、長女の小学校入学説明会で、分団の見守り当番で話し合いする時に見かけて、引っ越して、長男の転入先保育園にも居たので、お互い、あれ?

となって、小学校の説明会にいましたよね?と話しかける。同じ町内でしかも同じ二丁目、なんだ、ツーブロック先じゃないですか❗️と意気投合。


そこからは、慣れない土地での情報も色々教えてもらい、同じように義理父同居の愚痴を、ランチに出掛けてしゃべって、学校行事でも助け合い、弟同士はどちらかというとおとなしいお子ちゃまでとても気も合うので仲良しに。

長女も最初の頃は仲良くしていましたが、趣味が違うので、お互い小学校では違う仲良しが出来ました。うちはアウタータイプ、スポーツやおしゃれにも興味があり、向こうは読書やゲームが好き、運動も好きじゃないようで話があわなくなってきました。
でも、登下校の分団は同じなので、時々会話を交わすこともあったようです。

そんなあちらの長女さんは、中学三年間ずっと不登校に。
弟どうしは仲良しだったため、メールをするも、最低限の回答になっていき、そっとしておいて欲しいって感じがあり、疎遠になりました。
長女の親友ちゃんが、挨拶してもスルーされちゃったー、って言ってたので、避けるような生活になっていたのかも。

でも、うちの長男が不登校になってから、ばったりとスーパーで会った時には声かけて、会話も交わしたり、道の向こうに見かけたら手を振ったりしていましたが、ここ最近はめっきり見かけなくなってしまった。
逆に長女さんは、たまーに私服で大きなリュックを背負って歩いているのを見かけるようになりました。
駅方面の道で見かけるので、フリースクールか、週1日2日登校する通信の高校に通っているのかもしれません。

そして、弟君は最近、S君と長男がやっている通信ゲームの仲間として入ってきていて、S君、弟君、うちの長男の三人で、出撃することもあります。弟君は2歳から同じ保育園に通い一番の仲良しでしたから、幼なじみですから、楽しそうです、長男。


弟君もボイチャで元気そうなので、きっとママ友も元気だとは思います。
夢の中のママ友に「久しぶりー元気?」と声をかける。人混みの中、離れて行くので「あれ?観ないの?」と話しかける。
すると、ママ友は手のスマホをかざして
「登録してあるから、部屋の中の配信画面で観るわ」と言って、突然現れた土間の向こうの教室に入って行った。

私の心の中『あ~、そうかあそこの家は我が家と違ってハイソで新しい流行りのものに明るいもんなぁ~、息子にゲーミングパソコンを買ってやるぐらいだもん、当たり前か』(こんなねたみのような考えが浮かぶんだなぁ、私、と冷静な私も夢の中にもう一人)
と思いながら、何故かフェンス越しの息子の背中を見ている。
皆で集合して並んでいるのだけど、『何故一番後ろに?大きくなっても、みんなと比べたら小さいのに、何故後ろ?
あぁ、そうか、不登校なのにいきなりみんなの中に入って並ぶのはさすがにキツイか、後ろの方が気が楽だわな、S君もいるし』
大きくなったなぁ、息子、と嬉しい想いをはせていたら、
ブーブー、ブーブー、アラームバイブ。

朝でした。


今日はこんな幕開け、青空の日。
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実はこの記事、ほとんど終盤で下書き保存のボタンを押したら、はてなログイン画面にいきなり飛んで消えてしまった。
萎えた。
どうやっても、ゴミ箱も見たけど、どこにも残ってなかった。諦めようと思った。
でも、頑張ってもう一度書きました😅

朝の夢、正夢になるかな。
たとえば、中学最後の三年生の体育大会とか。
だったら嬉しいな。