YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

ギリ健のバレンタイン

土曜日は長男の1ヶ月に1回の精神科医の定期受診日であり、担当医が変更になってから2回目の面談だった。

 

私も今月は土曜出勤がないため、少しゆっくりめの起床。10時50分からの予約だったので、9時過ぎに長男を起こしに行った。9時半頃、サイア人バリの寝癖頭でリビングに下りてきた。

 

私は洗濯、長男はゆるゆる朝食を取っていると、バイトも学校もない長女も起きてきた。

ほんとはもっと早くに彼女の部屋の目覚ましアラームは鳴っていたが。

昼起きじゃなく、朝から起きて来たのは、長男のリクエスト、生チョコを作るためだ。材料は既にバイト先のスーパーで社割り券を使って購入済。ぬかりはない。

 

新担当医初回の診察は、ほぼ挨拶程度だったが、今回のは少し踏み込んだものだった。

先日の不得意英語テスト前の精神不安の様子、小5不登校からのスクールカウンセラーによる読み書き障害の気付きにウイスク(WISC-IV)検査を受けた経緯。母目線の普段の様子や本人の考えなどの意見交換。

 

本人の前で「自閉症っぽくはない?」「IQは?」と聞かれたのはちょっとびっくりした。

 

実は、検査結果のIQは本人には見せて無かったと思われます。読み書きについての用紙は見せながら説明してやったと思う。

障害があった事だけでもショックだろうと思った。

IQは平均より下だ。

上の二つの質問には本人も答えていた。

「いや〜自閉症ではないと思う」

「ん~~90ぐらいはあったと思うけどな〜」

 

先生がパソコンの画面をスクロールして見ながら

「んーーはちじゅう〇〇か〜」

下一桁の数字はよく聞こえなかった。

 

こだわりは強いかと聞かれたけど、強いとはあまり思わない。

確かにこだわりはあるし、自分で決めたことは守りたい、でもまもれなかった時に自分を責めてしまう思いが強い。適当に、まあいいか、が苦手ではある。そしてHSP気質であることは伝えた。

 

学習障害であり、ADHD強迫症傾向、診断書を書いてもらうとしたらこんな感じになるらしい。

でも、まだもっとお話したらはっきりしてくるものもあるような気はしている。

 

 

診察室を出て、長男が言う

「ギリけんか」

??

私「え、何それ?」

 

長男「ギリ健常者ってこと」

 

そんな言葉があるんですね。

 

何か、嫌だなその言葉

そもそも健常者の定義は?

 

母は、普段の様子から、あなたの学習障害は認めるし、ADHDも認める。

 

進学に前向きなあなたは前途多難よね、きっと。

 

でもまた不登校児なりたての頃のように『死』を口にするような子には戻らないと母は思っている。

そういう子じゃなければどうでもいい。

 

 

「ギリ健か」とつぶやいた声にはほんのちょっとの落胆と自分を笑い飛ばすような覚悟の音が入り混じっていた。

そして、クリニックの自転車置き場から直接、一人チャリでいつもの大型スーパーのガンプラ売場の様子見に出かけて行った息子。ついでに一番最寄りの長女のバイト先でもあるスーパーに食材の買い物に出かけた母よりも早く帰宅していた息子。

笑顔で、「とうとう、あそこ、完成品の展示までしだしたぞ!」と報告する息子。

嬉しそうに、姉が作った生チョコをバクバク食べる息子。

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しっかり生きてるね。