１６歳から１７歳へ - YK-akadoの『不』日記

今日は息子の誕生日

１７歳になりました。

なんか、１７歳って特別感がないですか？

雑誌の名前、歌や映画の題名、だから？

思春期真っ只中の代名詞？

本日のお誕生日ケーキは、甘味控えめガトーショコラ、長女の手作りです。

長男はケーキはチョコケーキしか食べない、しかも、甘いチョコは好きじゃない。
甘くない、苦いチョコが好きなのは私も長女も同じ、３人共通。なかなか、甘さ控えめでリキュールも入ってないビターなチョコケーキを売ってるケーキ屋さんはない。
去年までは甘さ控えめの手頃な大きさのガトーショコラがチャリですぐの所に売っていたが、去年の長男の誕生日後すぐに遠くへ移転してしまった。

今年のケーキはどうしようか、と長女に相談したところ、学校もバイトもないし、私が作る！って言ってくれた。

本来ミルクチョコで作るレシピらしいが、それを長男が大好きな『明治ブラックチョコレート』で作ってくれて、飾りのハートチョコクッキーも甘さ控えめの長女の手作りだ。
ガトーショコラの上部には甘味なしの純ココアがかかっていて、よりビターなガトーショコラ。
長男も大満足、私も作った本人も大満足だった。

ありがとう、お姉ちゃん♡

手作りケーキだけでも十分だと思うが、その長女からのプレゼントはニキビ肌用の洗顔とジェル、早速、風呂上がりに使って、嬉しそうにしていた。
私からは、夕飯の準備だけでなく、大好きな『こどもビール』も買ってきたし、そして好きなお菓子と一緒に、ホットアイマスクを二箱袋に詰めてミニ手紙添えて渡した。
実はそれとは別に、先週、「ちょっとお試しでね、誕生日プレゼント第一弾、ポイントで０円で買えたから」と。ガンプラ用のケース。
調子が良いようなので、重ねられるし、またそのうち一つ買ってやろうかと思っている。

掃除が楽になる。

長男は、誕生日の今日発売のガンプラを朝から片道２５分かけて店に探しに行ったが抽選券制らしく、抽選券ももう全く残ってなかったと。

そんなガンプラオタクなまだ16の息子と先週、思いがけずデートした。
来週から後期の学校が始まり、始業式を外部施設でするのだけど、行ったことない場所、電車やバスだと乗り換えがあって長男には難しい。チャリで片道２７分の距離にある所、私にとっては昔よく仕事で行った施設なので、先週の日曜日、ルート確認のため、２人でチャリで出かけた。
その周辺は、市の施設や県の施設が集まっている場所で、始業式をする県の施設の真ん前には、市の施設がある。市政資料館、国の重要文化財の一つでもある古く趣のある建物のその存在ははるか昔から知っていたが、一度も入ってみたことがない。今は市の観光ルートの一つにもなっていて、その日も外国人がカメラを抱えてウロウロしていた。そして出入り口の所で白いウエディングドレスとタキシード姿の２人とカメラマン、ウエディングフォトを撮影中だった。

始業式をする施設内のホールを確認して、自転車置き場の所まで戻ろうとすると、長男が「ちょっと、入ってみる？」と向かいの市政資料館を見て。
市の施設だから入場料も５００円程度だろうと思い入口へ。

なんと無料だった。

そして、重要文化財なのに、貸し会議室にしてる部屋やもあり市民が安価で使用できる。貸し会議室で写真サークルの発表展示会もしていた。昔の裁判所であり、ステンドグラスや階段部分、レンガ造りの中庭など、映画撮影でも使えそうな、とても興味深い所だった。
地下へ続く階段にも通行止めの表示もロープなどもなく、長男も「え、？ここいいの？下も行けるんかな？行っていいのかな？」とちょっと薄暗い地下へ続く階段を恐る恐る２人で下りた。そこは、留置場スペースだった。
長男「うわー、なんか、怖ぇーー」
そこは裁判を待つ罪人の留置場が当時のまま見れるようになっていて、しかも、入場禁止でも撮影禁止でもない。
でも、怖くて中までは入れなかった。
だだの板張りの部屋に水道蛇口が一つの何も無い部屋がいくつか。
上のいくつかある裁判室や、裁判官、検事や書記官控室などの上階部分とは全く雰囲気も空気感も違っていた。
長男もとても興味を持って見学して回った。

１７歳になる前の息子とプチ観光ができて母はとても嬉しかった。