YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

桜七部咲きの中2長男終業式

金曜日、3月24日は終業式でした。

長男中学二年生、終了です。


不登校長男、いつもの終業式は、普通に登校している生徒さん達と鉢合わせにならない時間帯を選んで、通常午後から登校し、「評価なし」の通知票とプリント類を担任にもらいに行くのですが、今回は違いました。

朝です。

いつも、いや週1、2回登校している別室、支援クラスでもなく、通常クラスには通えない、入れない子供たちが過ごすクラス『ひだまり』に朝から出かけました。

といっても、やっぱり他の生徒さん達と鉢合わせにならないように9時半から10時前を目指しての登校です。


担任先生から、通常クラスの子達は終業式後10時ぐらいに解散、下校し始めます、とお聞きしていました。


実は、同じ小学校からの同級生が去年の途中から『ひだまり』に通うようになって仲間が出来ました。
長男が中2になった時から、不登校児用に、通常の校舎から離れた学校内の建物に教室が出来ました。この『ひだまり』教室は最初長男を含めて5人だけ、長男の同級生は誰もいませんでした。一年生1人、三年生が3人、『ひだまり』に来るのはそれぞれバラバラで気が向いた時だったりもするので、長男が登校しても一人だったり、たまに受験生である三年生が一人で勉強してたりと、そんな感じだったようです。


それが、あまり親しくはないにしろ、顔も名前も知っているおとなしい感じの、やっぱりうちの長男と同じように小柄な同級生の男の子が『ひだまり』で一緒になり、仲良くやっているようです。
ひだまり担当の先生によると「兄弟みたい」だそうです。


そして、今回知ったのですが、同級生で、そしてクラスも同じ、さらに別の小学校からの男の子らしいのですが、もう一人同級生も来るようになり、長男含めて3人が同クラスとの事!

そのため、終業式の朝、3人とも『ひだまり』に居たら、担任先生が通知票を渡すの楽ちんなんじゃないか?との話しになったらしいです。


担任先生への配慮、良いんじゃないの?ボクたちー!えらいねwww


通常クラスの子達で、下校がのんびりな同級生と鉢合わせするのは大丈夫かな?と担任先生にもご心配いただきましたが、様子見ながら門の辺りで下校を自分で調節するとの作戦。


無事、平気な顔で帰宅しました。

校門からは『ひだまり』の仲間は別々の帰り道だったようで、単独で帰ってきたそうです。


長男にとって、一緒に過ごすのが苦痛じゃない子が、登校すると教室に居て、楽しく学校で過ごす事ができるのは、ありがたいことですが、ちょっと複雑な気持ちです。

親しくはなくても、その子のお母さんも私は知っています。
きっと、受験生になる前に通常クラスに通えない状態になった我が子を嘆き、心配し、そして苦しんで、泣いただろうな、と。

私もその子が『ひだまり』に通うようになったと長男から聞いた時「なんで、なんでこんなとこ来た?どうした?」と思って悲しくなりました。



中学二年生最後の朝、前を歩く長男を見て「一緒に助け合いながら、お互い良い方向に向いてくれたらいいな」と願いました。

(ズボンの丈、またもう1段下げなきゃな、洗濯してから新学期までに縫ってやらなきゃ!)なんてことも考えながら。


せっかく咲いた桜🌸たちは、連日、雨に濡れています。

頑張れ~、もうちょっと、もう少し、あとちょっとで太陽に照らされる日が来るよ。