恒例夏のお楽しみ会
まん延防止でセンターが8時までの利用になっているため、ちょっと急ぎではありましたが、対戦相手を組んで道場内試合。
初心者さん達は見とり稽古をしたり、少し礼式の確認をしてもらったり。
2年振りに開催予定だった大会が中止、なくなってしまい、井の中の蛙たち、忘れてしまいそうな闘争心。
それでも、同じ年頃で対決を組むことができて、しかも数試合できるようになってきた人数。ホームページからの問い合わせフォームで私の所に連絡が来て見学や体験を案内した子達は名前も分かるのだけど、他道場からの転入やお知り合いからの参加の人が名前と顔が一致せず、覚えていない。
若手先生と役員ママに試合組みはお任せし、
代わりにまだ小さい子達の防具着けを手伝った。
面手拭いが後頭部でピロピロ出てしまっているのを直したり。
そして、お姉ちゃんが入会したからお前もやれ、と年少さんから無理矢理やらされていた弟君、小2になり、面着けを手伝いながら普段出来ない会話ができた。
「おばちゃん、新しい子がいっぱい入ってくれて名前とか分からんからママと先生にお任せだわ、S君、大先輩になっちゃったね~」
「先生もやれって言うし、お母さんも二段までは取れって、無理やり嫌でもやってるだけだよ」
「そっか二段取れたら履歴書とかにも書けるし、いいじゃん、がんばれー」
「履歴書って何?」
「バイトとかお仕事する時にどういう資格や特技があるか自分を紹介するような紙かな、勉強あんまりできなくても、二段持ってたら学校入る時有利になることもあるんだよ、あ、勉強もしっかりやらなきゃいかんけどね」
「勉強やってるよ、国語得意」
「ほんとにー、すっごいじゃん」
こんな会話を面着けしながらしておりました。
楽しみました、おばちゃんも。
子ども達は、中学生、高校生でさえも、くじ引きやお菓子プレゼントに嬉しそう。
主席先生に、当たった景品を見せる子ども達、先生もニコニコで「なんだなんだ、こりゃ、何が当たった?」と楽しそう。
初心者君の稽古は他の経験者の子達の試合があるため、じっくりたっぷりとはいかなかったけど、竹刀の名称や決まりごとなども伝えてあげられ、これからしっかり基本を。
と言ったところで、緊急事態宣言です。
宣言期間中は稽古自粛となり、二週分の予約をキャンセルしました。
稽古が休みになる前の打ち上げみたいになってしまいました。
感染者が増えて増えて学校も始まる。
不安がいっぱいですね。
子ども達のワクチンはまだまだだし。
稽古再開の日まで、みんな元気で、生き残るんだぞ。また道場で笑顔で再会。