自宅警備隊員の長男の話、パート2で。
家事力を少しずつ上げようとしている息子のチョコクッキーは、美味しくできました。
さっぱりとして、「こんなもんかなぁ?」と自分の感覚で入れた純ココア、なかなか後味に苦味もほんの少し、良かったんじゃない?
私のほうじ茶クッキーは失敗、美味しいけど。
ほうじ茶は「入ってるよ」、って言わないと分からないぐらいで、普通においしいアイスボックスクッキーになってしまった。
もっとほうじ茶の味がすると思っていたので期待外れ。
ネットで調べることができるんだからやればいいのに、どうもいつも「こんなもんか」っとやってしまう。
そこを長男によく指摘される。
「お母ぁはいつも、いい加減にやるなぁ、きちんと計ったり、参考資料を見ないのか?」
そんなことはないが、家事の中でも料理歴は五十年だぞ、息子、5歳で卵焼きをくるくる巻いて焼いてたぞ、母は。
もちろん未知なメニューを作る時などはきちんとレシピをメモるさ、そのとおりにやるよ、1度は。あとは目分量になってきたり、アレンジが加わったり。それが家庭料理ってもんだ、自宅警備隊員よ。
なーんてね。
プロはプロなのであって、超うまいものはプロにお任せでよし。
月曜日がくる、あぁー学校だ~と長女が嘆く。
あぁー、仕事だ~、と私も嘆く。
長男は日曜日は警備隊員の仕事もお休みです。1日ゴロゴロダラダラ。テレビとゲーム。庭にすら天気が良いのに出てない。
明日はどんな警備をするやら。
日が長くなってきました。
遠くの高層ビルの点滅するライトを観ながら、明かりを灯した夕飯も、いつの間にか日の光の中の食事になりました。
夕飯後の片付け前、沈んでいくお日様に家々が切り絵のようでした。