今週のお題「告白します」実は、昔々、小学生の頃、自室の窓から給食のレーズンパンを投げて捨てていました。
パンは今も昔も大好きですが、レーズンが大の苦手、しかも昔の給食のレーズンパンってレーズンがジュルン、ブヨンとしててさらに不味い。地域差があるとは思いますが。
パンは好きなのにレーズンパンの日は超ガックリでした。
食べ物を捨てるなんて罰当たりなことですが、昔って給食は残さず全部食べなさい、って指導で全部食べるまで掃除の時間まで食べさせられてましたよね。アラフィフの田舎育ちの方なら、この苦労、分かち合えるかもしれません。
私は食べるのが遅くて、掃除の時間まで食い込むことが多々。好き嫌いも多い方だったと思いますが、小学生の途中までいわゆる『受け口』(噛み合わせが上下逆)で、噛みことに時間がかかったからだと思います。
その上、レーズンパンだと食べれなくて、机の引き出しにトースト型のレーズンパンを隠すようになりました。
こういう人、けっこういないですか?
学校の引き出しからカビだらけの食パンが出てきたって話よく聞きました。
給食ナプキンは毎日持って行く学校習慣だったので、私は一旦机に隠したパンを、あとで給食ナプキンにこっそり包みランドセルに突っ込みます。
たまにレーズンパンだけでなく、食べきれなさそうだと思うと普通のパンも入れることもありました。
ランドセルに突っ込んだパン、家に帰っても食べられないし、残してきたのがバレると母親に怒られる。ゴミ箱に捨ててあってもバレる。
幸い、ど田舎。私の家は隣接した家はなく、周りは林か畑か田んぼ、しかも2階の私の部屋の窓の向こう、庭を越え、畦道の向こうは草ボーボーでめったに手入れもない空き地が広がっている。
夜の闇が来てから、ランドセルからパンを取り出し窓全開にして、フリスビーの要領で草むらに投げ捨てる。草ボーボーなので全くパンなんて見えなくなります。
たまには畦道に落ちたり、方向がビミョーにずれて畑に落ちパンが丸見えの時も。
でも焦らな~い❗️
ど田舎ですから。
夜になったら、動物ぐらいしか通りません。私の実家、突き当たりの家ですから、道の先は川です。街灯もなく真っ暗です。懐中電灯がないと歩けません。基本夜は誰も通りません。
翌朝、学校行く前に、しれっと拾って草むらにポイっでオッケーです。
休みの日でも大丈夫、寝坊しなければ。
普段から朝起きるのは母よりわたしが先なので。
何年も続いた捨てられたたくさんのパン、草の肥料になっていたか、カラスや他の鳥、虫の、あるいは動物のエサになっていたことでしょう。
でもたまにランドセルのパン忘れて入ったままになってたこともあった気がします。机の中のカビたパンじゃなく、ぐしゃぐしゃのランドセルのパン。あ、机の中に忘れたパンもあったかもしれない。遠~い記憶。
私のランドセルの中、パンの臭いがしたと思います。なんなら、教科書もパンの臭いがしたかも。いや、きっとしてたな。
今は食べられるだけで、多かったら戻しなさいって無理強いしない給食指導ですよね。だから、机の中のカビパンもランドセルのグシャパンもあり得ないと思いますが。
ちなみに、受け口は歯医者で矯正してません。当時の掛かり付け歯医者さんが、「このアゴの状態なら子供だし、テレビ観ながらずっと割りばし噛んでなさい、そしたらいつかスポッと上がはまるわ」そんな風に言われ、母親に割ってない割り箸を渡され、本当にテレビ観ながらクイクイ、ある日突然、普通の噛み合わせになりました。
パンの臭いは、今も昔も、切っても切れない縁。
本日、休日のお昼用、黒ゴマ入りチーズポンデケージョ。切り餅の残り物で簡単に美味しく出来ました♥️一口食べた長女の目がキラッ✨と、まぁるくなりましたよ。笑顔ゲット。
不登校HSC長男の様子がちょっと変だった話しをこの前しました。
y-k-akado0725.hatenablog.jp
涙を流し、「告白されました」
学校が怖い理由。
ようやく、吐き出してくれた。
教務のT先生が苦手で、最近のある日、傷つくことを言われてしまったようです。
教務なので、担任以外でうちの子の対応をしてくださるのがT先生、去年うちの学校に赴任した新しい先生です。いつもの中学のスクールカウンセラーさんとスケジュール調整など繋げてくださるのもT先生、給食登校時は授業中のため、担任を持たない先生が玄関で出迎え給食食べる部屋まで連れて行ってくださるのですが、ほぼほぼT先生。
新しい先生で初めて会った私の印象は
「え?せ、先生?教務って今おっしゃった気がしたけど先生なんだ。事務員の方かと思ちゃった」
悪い先生ではないんですが、とても事務的な印象でして、なんと表現すればよいか。暖かさが伝わらない?
新しい先生なのでまだ長男と信頼関係ができていない上、ちょっと苦手なタイプです。実は私も。
学校に送って行く時は、怖さが襲って来ないよう、道々たわいもない話をしながら歩いて行きます。さっき観ていた動画や映画の話しや、気が紛れるような話をするようにしていますが、玄関で靴を履き替えながらも話しが続いてしまっていた時があり、学校に着いてT先生が迎え出て下さった時「先生今忙しいんだ、早くして」と角から呼び込まれ、急かされてしまったことがありました。
「あ、すみません、宜しくお願いします」
と私も忙しいのに申し訳ない気持ちとちょっと苦手だなという気持ちと同居していたことがあります。
もちろん、こんな言葉誰だって言います。担任先生だって前の教務の先生だって忙しいタイミングで来てしまったことも多々。ニュアンスというか、言い方が他の先生と違う、めんどくさい気持ちが見えてしまう言い方というか。
うちの長男は敏感です。HSC、他人の気持ちを読みます。すぐ伝わります。
傷つくことを言われたって言いましたが、何を言われたかは絶対に私にも言わないそうです。
ただ、給食登校に行って玄関から職員室前の長い廊下をT先生と歩く気まずい空気が怖い、会議室で同級生が給食を持ってきてくれるまでの時間が何時間にも思えて怖いそうです。
私に言うと担任先生に絶対言う、担任先生に言ったらT先生に伝わって、T先生が落ち込むじゃないか、可哀想じゃないか、と言うんです。先の先を想像し、一人苦しんでおりました。
本人が落ち着いてから、提案し担任先生にお願いしてきました。みんなとの給食は楽しいけど、学校が怖くなってしまい、玄関から会議室の道と皆が来るまでの時間が辛いので、母が部屋まで送ってみんなが来てくれるまで一緒に居ることに。
最初は「六年生にもなってずっと母に付いてきて貰うなんて恥ずかしいだろう」と変なプライドがありましたが、あと数回しかない給食、楽しい時間なら、そこへの道のりが怖くて行けないよりはよっぽど良いと思うよ、と。
担任先生も賛成でした。ありがたい。
おやつに長男の好きなチョコクッキー手作り。
今日は、チョコチップ入りチョコメロンパン風クッキー。もうちょっと丁寧に丸めたら、もっと良い出来でしたね。