YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

名前の話(鬼滅色もやんわり配合)

昨日、剣道の雑用である書類を送っていただくのに、自分の住所と名前を電話口で伝えた。
結婚してから、姓はあえて例えることもないほど、全国あちこちにゴロゴロしているが、少数派で違う漢字表記の同じヨミもあるので、「一般な・・・」と説明を入れることもある。

名前の方は説明が必要です。

旧姓も説明が必要です。
旧姓は自分の地方では割りとあるので、子供の頃は気にしてませんでしたが、ちょっと離れた地域では、どう読めばいいのか分からない方も。呼び出しの名前が違って自分だと気が付かなかった!って事もありました。
大人になってシャチハタが必要になったとき、旧姓は特注です。
(あ、印鑑ってこれからはあんまり必要なくなるのかなぁ、まぁ使う機会が減るだけで今後も必要ではあるな、実は長女の印鑑は苗字じゃなくて名前の印鑑を作ってあげてあります)
現在の姓は百均で絶対あるから便利ではあります。



自分の名前の漢字表記を電話で説明するときに困る方っていらっしゃいますよね。


例えの漢字を言葉に出す際、年代がバレバレだと思いませんか?


私のパートは電話での会話が主なので、お客様の名前を例えを出して漢字確認が必要、わかりやすく漢字例を話すスキルが必要です。
稀にお客さんから、若いタレントさんの名前で例えられて???となる時があります。そんな時は違う言葉に切り替えて質問し、事なきを得る場合がほとんどですが、向こうが漢字をあまり知らない方だと苦労することも。私も国語苦手だったので、そんなに漢字は知りませんが。

実は、私の名前にも娘の名前にも『乃』がある。

これ、どう説明しますか?

何の「の」?



昨日は、先に「乃木坂」の「の」、もう一押しで子供の頃から母親が言っていた説明法で私自身もずっと使ってきていた「乃木将軍」の「の」です、と説明。
「乃木大将」って言う時もあるかな。
もう、これが出たら昭和どっぷり世代ってバレますよね。

平成生まれに対しては乃木将軍では通じません。
会社の若い子にお客様対応の研修時にも「のぎしょうぐんって誰ですか?」っとなります。
昔は「乃木坂」と言っても場所を知らない地域の方は???ってなることも。

今では場所というより、グループ名をイメージしますよね。
あとは、木村佳乃さんの「の」とか。

今はあまり説明に苦労はしません。娘にとっても良いことですな。

同じ「の」でも『之』ってどういう説明になります?

「ゆき」とも読む「の」
『半沢』俳優の香川さんの「ゆき」
んー、おじさんかおばさんですな。

今の時代なら、鬼滅の伊之助の「の」で若さがでますでしょうか?

そういえば、鬼滅の登場人物の名前、漢字表記説明は「ど、どうすりゃいいんだ~~❗️」ってなりますよね。
嘴平→左に口、右上にヒヒって書いて下にカド、カク、に、タイラ、で『はしびら』と読みます。って感じですか?ちょっと違うけど……
このような分解方式もありますよね?

会社でも、若い子はよく一文字漢字を分解して説明し確認していることがある。
「カタカナのムを書いて下にカタカナのノ、横にLみたいな」……「みたいな」が入ったりしてます、プッと笑いそうになる。
クイズ番組みたいになってる時もあるし、「あ、いや~、今の例えはどうよ、他にもあるでしょ❗️
お客さん、あんまり良い気持ちしないんじゃないかなぁ」って突っ込みたい時も。まぁ、だいたい冷静になれば他の例えが出てくることがほとんどですが、電話だとフッと緊張スイッチ入って、それしか浮かばない、例え言葉の雰囲気まで気遣っていられない、ってなる事も電話オペレーターあるあるです。
しかも、電話の向こうがご年配で耳が遠くて聞こえないと、大きな声で連呼したりで笑いを呼ぶ。「のぶこさんのノブは、伸びるに子供の子でよろしいですか?のびる!……あの、ゴムが伸びる、とかのノ、ビ、ル、ですね?延期する方じゃなくて、ゴムが伸びる方ですね?」


若い子だけじゃないんですよね、苦労するの。
ご年配も電話に慣れてない方なんて、「お名前の漢字はどう書かれますか?」って聞くと、自分の名前の漢字説明ができずに焦って、全部カタカナでいいわ、となったり、中には「そんなもん分からんわ!」って怒る人も結構な数でいらっしゃいますし、例えて言ってくれた言葉がそれどれのこと?って、違う漢字で同じ読みの言葉、いっぱいありますが、ってなることも。

こちらが、説明に言った言葉を知らなかったり。音読みの方を知らなかったり。

うちの長男も一文字だけは説明に苦労するかと。
「えっ?そんな漢字あるの?」って聞かれるほどあまり見ない字。
仕方なかったんですよ、ブログに何度か書いてますが、長男の名前は長女が付けた。父親が候補に選んでいた名前を無視して、お腹の中の弟に呼びかけ、生まれてから病院で対面した時も自分で付けた名前で呼んで父降参。読みに合わせた、苗字に合わせた画数や、意味も良い漢字を私と旦那で必須に探した結果なので。
名前の通りに真面目で皆に公平に優しい子、いや、真面目で優し過ぎるHSC君ですが、本人はすごく気に入っているようです。お姉ちゃんが名付け親なのが自慢らしい。

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難しくて、説明に苦労する名前も困るもしれませんが、同姓同名がいっぱいの方も困る場合がありますよね。

結婚して、ご主人の姓になったらものすごく平凡になってしまったとか。
葉書に名前だけ書いてあって、登録電話番号や顧客コードの記入がない。
「あなた誰?」ってなります。
名前だけで検索したら、ズラ~っと沢山の登録が出てくる。葉書の消印で住所の県から「この人かな?」って分かる時もありますが、今時は消印がなかったり分からなかったり、お手上げで「不明」にするしかない事も多々。


旧姓のままの私の名前、占い、姓名判断では最高運なんですが結婚して今の姓での姓名判断は「旦那に振り回される」と出ていて、その通りになっているのが笑えます。

名前って不思議、名前って大切、これから生まれてくるお子さんに名前を付けるの、ワクワク、ドキドキしますね。