しばらくメールが来なくて少々心配になっていたアメリカの友人。コロナにかかって入院してしまった、となっていないだろうか、そろそろこちらからメールしようかな、なんて思っていた。
6月いっぱいでリタイアして、夫婦であちこちの友人を訪ねながら旅の予定だ、旅先でメールや写真を送る、って言っていた。もう10月。
心配をよそに夫婦で満喫していた。
本来はスイスの友人の所で長期滞在し、あちこち回る予定だったらしいが、このコロナ禍、海を渡れなかった。
モンタナのお友達の所に長期滞在中だ。
いくつか送ってきた写真の一つ。
大自然の中でリタイア後の旅を楽しんでいるようです。
彼女は十ほど年上で職業は大学のバレーボールコーチ。若い頃はプロバレーボールプレイヤーでヨーロッパにいた。現役引退後、大学の副コーチ、そこから正コーチ。そして、今年6月末に退職リタイア。先にリタイアしていた看護職のご主人と旅行中だ。
10年後、私もまだ今の会社のままなら、退職だ。でも、その先もまだまだ働かなければ、家のローンが返せない。
のんびり長期で夫婦旅なんて、いいなぁ。
それだけ頑張ってきたからなのだろうが、一般的な日本人には、なかなか真似出来ない。
いつか、会いに行けたらと思うけど……
宝くじ、買うか。
買わなきゃ当たらない。
多分、こっちが行くのはほんとに宝くじ当たらないと無理かもしれないから、あっちが訪ねて来てくれたらと思う。
子供達が巣立って行ったら。
長男は独り立ち出来るのだろうか。
いや、立ってもらわないと、きっと出来る。
アメリカの友人は自分で出産したわけではなく、旦那さんの連れ子のお嬢さんだ。すごく仲良しで、子供、すなわち、友人にとっては孫だが、4人ぐらいいた気がする。写真をいくつか貰ったが、超かわいい。もう、そんな孫も大きくなってお世話の手伝いもないし、夫婦二人の時間をゆっくりゆったり過ごしてゆく算段だ。
羨ましく思っていても仕方ない。自分は自分。
働き口があるまでは働き、健康にも気をつけて、
孫の世話も、遊びも、剣道もゆるゆると頑張りたいと思う。
前にも書いたが、病院の窓口で、スケジュールいっぱいで次の予約をどこに入れようか悩むお婆ちゃん。
孫と剣道でもキャッチボールでもサッカーでも水泳でもバレーボールだって、一緒にやってくれるお婆ちゃんが目標。
私にはリタイアはない。