YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

運動会は好きですか?

昔は10月10日が体育の日だった。

だから、私の子供のころは大運動会の日


長男の小学校は春の開催のため、コロナの影響で運動会は中止になりました。

隣の学区の小学校は小規模で、秋運動会だったので、開催されたようです。

そして、うちの学区の中学は昨日が体育大会だったそうです。


我がHSC不登校長男の小学校最後の運動会はなくなった。

実は去年は長男自身も長女も、そして私も、最後の運動会を楽しみにしていた。六連勝がかかっていたのに。
でも、あったとしても、今の長男では参加できなかったかも。
去年の運動会はこんなんでした。
y-k-akado0725.hatenablog.jp

長女が小学生の頃、組体操を楽しみにしていたが、五年生の際には、時代の流れで無くなった。すごく怒っていた。最上級生、すなわち六年生は特別ピラミッドを作るのが慣わしのようになっていて憧れがあり、しかも自分はチビだから、どこかのピラミッドのトップをやることになるからと張りきっていたのだ。そして、自分が卒業しても、弟、すなわち長男の組体操の勇姿を観るのを楽しみにしていた。
だから、無くなると聞いて、次の運動会をボイコットすると言い出した。
そのことが、当時の教務主任先生の耳に入り、じきじきに長女に話をしてくれた。
「楽しみにしててくれたのに、ごめんね、先生たちが代わりなるカッコいい競技を一生懸命考えるから、許して。来年の運動会に出ないなんて言わないで。○○ちゃんに満足してもらえそうなの考えるから」
と言って下さった。

代わりに、ロックソーランになった。

最初は踊りだと聞いて、ガッカリしていたが、練習が始まり、難しさとかっこよさで大好きになった。カッコいい五年生だった。
去年の記事にもあるが、六年生の時には熱を出してしまい、先生に頼みこんでソーランだけ踊りに出場させてもらった。
今のこのコロナ禍には考えられないが。

長女は足がすごく速くて目立つ訳ではないし、騎馬戦だって、小さいが腕っぷしがあるのでほとんど土台役だが、運動会は大好きだ。
多分、一体感、イベント感が好きなんだと思う。

よく、運動会が嫌いで、苦痛だったという言葉を聞いたりするが、私は大好きだった。
なんなら、それを目標に日々辛く思っていた生活を頑張っていたかもしれない。


今の運動会なんて運動会なの?ってぐらいの地域をあげての一大イベント、お祭り騒ぎだった。
部落対抗、勝ち負けがはっきりあった。

小学校には春に小運動会、中学校には体育祭が各々あるのに、秋の10月10日に保育園、小、中、地域、PTAも参加の大運動会。

小さな保育園児から爺ちゃん婆ちゃんまで中学校の校庭に集結。すぐ隣の小学校校庭にもピクニックシートを敷いて、昼には家族単位で、都合で家族が来ない子は御近所の所に頼んであってそこに入ってお弁当だったり、先生とお弁当食べたり。
私も一度先生と食べたか、一人で食べたかのさみしい思いもしたこともあったが、大運動会は大好きだった。
苦痛でさみしい思いでこの日を迎えていた子も居たのかもしれないけど、楽しかったなぁ~。

あんなお祭り騒ぎ、子供達にも経験させてやりたいな~。
どんどん、どんどん縮小、危ない、怪我するから、熱中症になるから、父母や先生が忙しいから……
仕方がないけど…

そして、さらにコロナ影響で、開催されたとしても省略、縮小。
開催された長女の高校の体育祭、マスク必須、競技中は外しても良しでしたが、終了したらすぐつけなさいとの事。不織布プリーツマスクは、不快だったらしい、そして目の下が変な日焼け跡になった。
息は楽だけど私の手作りマスクは嫌だと言うJK。ウレタンマスクが一番だというところに落ち着きました。

運動するのも難儀だなぁ、子供達。

いろんな事に気をつけて、気を遣って、注意して。

自分の頃より、海外に気軽に行けたり、世界は広がっているようにみえるけど、今の子供達にとっての経験世界はどんどん、どんどん、小さくなっているような。


私の頃には簡単に他者から与えられた大きな経験も、今は自身で壁を壊し、開拓し、探して、広げていかなくてはならないということか。




コロナが落ち着いたら、マスクなしで、大空の下、おもいっきり元気に、一体感を満喫出来る運動会を。いや、もう運動会に行く機会は私にとっても無くなった。孫の時代まで待つか。
中学校体育大会、元気に参加出来るかなぁ、うちの長男。
お母ちゃんは運動会が大好きです。体育大会で我慢する、観戦したいので、どうぞよろしくお願いします。