昨日一つのいいこと。
何を思ってか、不登校長男が工作しました。
前々から、「映画泥棒さんってオラ意外に好きなんだよな😃作れるかな」と言っておりましたが、段ボールを二枚ぐらいもらって来てくれと言うので、いつものように、向かいのドラッグストアで頂いてきました。
父に少しだけ手伝ってもらい、完成し、被ってポーズ。実際の中身の人はパントマイマーさんだろうから、なかなか、動きは難しい。
本物みたいに、全体をシルバーにしたら?と勧めてみましたが、「いや、この方が手作り感満載でいい」と。実物と同じように下の黒いスピーカー部分にキリでいっぱい穴を開けて見えるようになっています。
これで夏休み自由研究は終わり、だそう。
でも、宿題をやろうとして作る気になった訳ではないようです。前から作ろうかなと思ってはいたようですが、前日夜、父がカメラ前でのオーディションに出かけ、帰ってからカメラが入ると緊張するなぁ、上手く出来んかったから落ちてるわ、と言っていたのを受け、「待っとれ、おとー、オラがカメラ、映画泥棒さんになって撮ってやるから練習しろ」と。
おもしろい子です。
長男は買い物が好きではありません。
人混み、混雑が大の苦手。HSCの特徴でもあります。不登校になる前もよく、家族で買い物の時など「早く家に帰ろう、早く帰ろうよ」となって、ゆっくり選びたい長女はよく怒って「もう、ついてくるな❗️」と、そしていつも長男は落ち込み、家着くと布団被って拗ねて部屋から出て来なくなりました。
そんな事の繰り返しでしたが、不登校になってしばらくして、私が倒れて入院、退院後は私の手伝いと一人で行かせるのは心配だからと、食料品の買い物には付いてきてました。長男が気遣いで疲れてしまうので出来るだけ急ぎの買い物です。
今日、長女がモールに買い物に行きたいとなって、長男も一緒に行くと言い出した。
「お姉ちゃんは、服も見たいから、選ぶのにウロウロして時間もかかるよ、大丈夫?」
「大丈夫だよ」 と軽々言う長男。
「お前絶対大丈夫じゃないって、無理だって」と長女。
また、長々迷う長女にしんどくなった長男が、早く決めてよ~ってなりブチギレる長女。そんなことになると心配な母。長女もイライラするから、私と二人で行きたいと。
でも、長男も欲しい物があるし、行きたい、再度、長くなっても大丈夫か確認。
「大丈夫だってほんと」
ちょっと不安ながら、引きこもってた息子が行きたいって言うだけでも凄い進歩、三人で車で出かける。心配そうな長女。
車でずっとしゃべる長男。
ずっと無言の長女。
☺️😊😄
あっちの店、こっちの店
いつも白か紺か水色を選んでしまう長女がデザインを気に入って珍しく紫、パープルのカットソーを選ぶ。
「お姉ちゃん、裾からまってるぞそれ、オラがほどいてやろうか」
「こういうデザインなんだよ」
「分かってるよ、冗談だって」
仲良く二人で会計に。
高いカウンター前に横並びの二人。
母は離れて見守る。
商品の袋を弟に持たせ、財布からお金を出して店員さんとやりとりする長女。
デートみたいだぞ、かわいい二人。
鬼滅グッズをあれこれ見てここでも仲良く選ぶ。
長男の欲しい物がない。他のキャラクターはあるが伊之助がない。じゃあ、前に見掛けた別の店へ帰りに寄ろうか?まだ大丈夫?
行く、大丈夫、と長男。
長女がタピオカドリンク買って行きたいと。
でも、あの店いつも並んでる。
「いいぞ、行くぞ」と長男。
今日は空いてる!
また、長女に付いて並んで一緒に会計。
車でモールを出て別の店へ寄り、みごと伊之助の人形ゲット。
三人で楽しい買い物が出来ました😃
「なっ、オラ大丈夫だっただろ、ぐずぐず言わんかっただろ、ちょっと大きくなったから」
そうだね、大きくなったね。
頑張ったね。
一つ良いことありました。
そして、明日、一つ、また私は歳をとる。
これは、あんまり良いことではないような……
でも見つけてみよう、明日。