YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

母とは全く違うようでやっぱりどこか似ている長女

今週のお題「二十歳」は2回目、一回目は不登校HSC長男中心の話題だったので、今回は女子チーム中心で。

私の、ど田舎30数年前の成人式、学校ではなく、市の体育館でした。
振袖や就職用で購入したであろうスーツやドレスの女子、男子はスーツと普段着、そんな中、私は全く異質でした。
何に憧れてか、ただ振袖やドレスが単に嫌だっただけなのか、それとも当時の父母の友人がテーラーさん(紳士服仕立て屋さん)だったからか、今は理由が思い出せないのですが、黒のタキシードで出席しました。
しかも、そのテーラーさん仕立ての特注。

多少都会の方に出て行けば当時は多少あったスーツ量販店や着物レンタル。なので振袖の子はほとんどが購入品。スーツはデパートでイージーオーダーが多かったかと思う。

父は体型がタヌキの置き物だったので市販のスーツは合わず、いつもそのお友達テーラーさん仕立てのスーツ。段々とアオキなど安価スーツの台頭でテーラーの仕事は廃れて行きつつあったので、友達のためにスーツをよく作っていた気がする、サラリーマンでもないのに。まぁ、小さな会社の社長ではあったからパーティーや冠婚葬祭にはよく出ていた。
男仕立てではあるものの、母もスカートとパンツの両ボトムのスーツを作ってもらっていて、今それは妹が持っている。

私は着物が好きだが、振袖のような可愛さは要らない。
なので、成人式はそのテーラーさん仕立てでシルエットはレディースっぽい黒タキシード、黒の蝶ネクタイ。成人式だけでなくその後も友人の結婚式や卒業式など何度か着る機会があった。

着物は振袖ではなく、訪問着を買ってもらった。
京都着物会館で数ある中から、私が選んだ訪問着は帯を変えれば婆さんになっても着られるよ、と言われたほどシンプル且つ古典。結婚式はもちろん、子供達の七五三など、何度袖を通したか。
買ってくれてありがとう天国の母ちゃん。
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妹は、私が買わなかったからと、振袖二枚買ってもらった。
自分はもちろん、娘や姪達に回し着させている。
うちも長女に借りるつもりだ。
しかも、妹は着物のクリーニング屋に嫁いだので、着た後はそのまま返せる。
買ってくれてありがとう天国の母ちゃん。


長女も着物は好きだ。

私の子供の頃の着物で七五三。
正月に着物を着てみたり。
町内の盆踊りには浴衣を着て行ったり。
和な小物が好きだったり、このあたりは私の影響か。

二十歳の成人式には、妹の所の着物を借りるつもりになっているが、長女が二種類のどちらを選ぶか、何となく分かる気がする。

大人になる前に浴衣ぐらい自分で着れるように教えてやりたいな。

長女自身もビールを早く飲みたいって言っているが、一緒に飲みたいね。美味しいもの食べながら。居酒屋巡りもいいけど、テーブルマナーの勉強にフルコースなんてのも……楽しみ楽しみ♥️
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