YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

ドイツおもちゃと職人の街 ニュルンベルク

南ドイツには新婚旅行とそのまた約一年後クリスマス市のシーズンに訪れました。
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今でも夫婦揃って、ドイツビール、ドイツワインプレッツェル、カイザー、ソーセージ、大好きで、お祝い事や、経済的に余裕がある時のイベント事には欠かせません。
自転車で片道20分程度の所にドイツビールとドイツ料理の店があって、誕生日や結婚記念日などや、旦那はちょっと舞台の打ち上げや、接待がわりに使ったり、家族でもよく行って、子供達も大好き。特に長女はミュンヘナー(白ソーセージ)、クヌーデル(じゃがいも団子)が大好き。
残念ながら、一年前、店じまいしてしまいました。

ドイツは、どの街にもお城や旧市街の歴史的な建物が並び、街並みがとても素敵。街並みで有名で、日本人観光客ならほぼ訪れるだろう『ローテンブルク』まさに進撃の巨人の世界ですが、メルヘン。都市『ミュンヘン』もあちこちに飲み処食べ処あり、オクトーバーフェストがあるし、いいなぁ。
どこも、素敵な街ですが、城壁内の街並みや地ビール、地ソーセージが美味しく好みで魅力的な
ニュルンベルク
思い出深い、あの街に住んでみたい。
少し観光スポットから離れてもお洒落な集合住宅もあり、「ウァーこんなとこいいなぁ」って当時散策中に撮った写真↓
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元々観光業専門学校の外語科、ドイツ語専攻の私、でもドイツ語ほとんど話せず挨拶程度。ドイツ専攻だった事なんて、旦那が新婚旅行はドイツに行きたい!って言い出すまですっかり忘れてました。
英語は出川イングリッシュ調の何とかなるさ!的、でもボキャブラリーは3倍あるよ、な会話で乗り切ります。
旦那は悲惨な英語力のため、全て私任せですが、ビール飲んで酔っぱらい同志ボディランゲージ力は大したもんです。さすが、パントマイムもアクション、殺陣もする役者。


ニュルンベルク』は玩具と職人の街と言われ、クリスマス市が盛大で有名。そのクリスマス市が開かれている期間に、訪れました。
当時、私は、初めて妊娠した赤ちゃんを稽留流産し、自分のせいではないと頭で分かっていても、子宮内摘出時、病院受付で「中絶手術の方ですね」の言葉に多大なショックを受け、やはり自分を責め落ち込み、人と接する事がとても嫌になっていました。
逃げたかったんです。

貧乏劇団員夫婦は後先考えず、貯金をはたいて二度目の、そして初の冬のドイツ。

あちこち行きましたが、『ニュルンベルク』のクリスマス市はもちろん、街散策もじっくりゆっくり楽しむ事ができました。
炭火焼きのニュルンベルガー(小ぶりな香草入りソーセージ)はおいしかった~♥️
夜のクリスマス市、綺麗でかわいい飾り、オーナメントがいっぱい。どこもキラキラ。同世代ぐらいのお父さんが8才ぐらいの女の子とクリスマスの飾り付けグッズを選んでいる姿、お父さんの凄く真剣な様子に思わずにっこり、ほっこり。
美味しいもの屋台も色々、長~いソーセージを小さめなパンに挟んだのを屋台で買って旦那が食べていると、ドイツ人のオジさん方が「違うちがう、そうじゃない、食べ方が違う」と指摘!
なんだ?
「こっちの端はあんたが食べて、反対側のこっちの端は奥さんが食べるんだ、カメラ貸してみな」
そういうことか❗️
ソーセージの端と端を大口開けて食べてる姿の写真がアルバムに残ってます。
ダンケシェーン。

冷たいはずのドイツの冬の夜、寒かった記憶がない。キラキラと眩しいいくつもの屋台、光り輝くクリスマスの装飾と、明るく楽しい地元の人々に触れ、照らされ、美味しい発見や異文化に立つ心地よさ、私の心は暖かさで満たされていきました。


以前、『思い出は生き抜くパワー』とブログに書いた事がありますが、その通りです。
ここから、2度目、3度目の流産、8回妊娠、私の不育症の戦いがあり、2人の子供を授かるパワーになっています。

今月は旦那の誕生日、奮発してドイツビールでも買ってあげようかな。
私はそろそろ、グリューワイン(ホットワイン)が欲しくなる季節。

書籍化記念! SUUMOタウン特別お題キャンペーン #住みたい街、住みたかった街

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by リクルート住まいカンパニー