YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

昔なら、ヤクザに追いついた?

今週のお題「運動不足」
息子が小学校一年生の時、運動系習い事を探し、空手等の体験や見学に行きました。
「有段者はお月謝要らないですよ、一緒にどうですか」と剣道体験時に言われ、息子も私と一緒にできるなら剣道にする!との事。よっしゃ、ならやるか!と30数年振りに剣道に復帰。


20代から芝居の世界に足を踏入れ、スポーツと縁遠くなりました。
舞台のために、柔軟や発声、ダンスっぽい?訓練などもありましたし、長い期間の舞台や移動公演は体力が要ります。しかも、貧乏は常につきまとい、気力も必要。
でも、スポーツとは全く違う。ずっと運動不足の生活。
若手の頃は、まだ、劇団対抗の野球やソフトボール、バスケ経験者がバスケをやりたくなったからと音頭をとってバスケしたり、人数足りないしと、スポーツ何でも来い!の私は男優たちに混じって参加し、それなりに活躍もしてました。


それでも、芝居稽古、本番、スタッフワーク、生活のためのバイト、出逢い、別れ、ストーカーもどきからの逃走、対決、理不尽な交通事故を目撃し、でかいアメ車から降りてきたヤクザに脅されて震えていた年配のおじさんとの間に割って入り、「左折専用だろうが❗️ここ❗️進入禁止のとこ直進してきたのあんただろッ❗️向こうから歩いて来て見とったわ❗️警察呼ぶからちゃんと待っとけ」「逃げるな、こらっ」とヤクザを脅し追いかけ、逃げられ、おじさんに感謝されて、連絡先を渡したのであとから警察から電話、『あ、何でナンバープレート見て覚えなかったんだろ』と後悔。(いや、そもそもちゃんとナンバープレートはきちんと付けていたのか怪しいが、でもあのその道バリバリなでかいアメ車は目立つから、警察も分かるだろ) あの時も昔のような足の速さが保たれていれば、素早く車に逃げ走り去るヤクザに少林寺拳法の蹴りか、バカでかいアメ車の車体にだけでも跳び蹴り入れ私の靴跡ぐらい残せたのに。
あの事故は100%、アメ車のヤクザが悪く、おじさんのまだ新しそうなセダンは運転席側がガッツリ大破、あんなに凹んでも、おじさんに怪我が無くて幸いだった。

小さな頃から、恥ずかしがり屋でおしゃべり苦手、運動は得意だけど、おとなしい子の印象らしかった私。でも、弱い者いじめが大嫌いで、プツンッ、と頭の中のどっかがキレます。
何もしてない静かに遊んでいる子のオモチャを取って行き、泣かせたヤツに殴りかかり、幼稚園の先生をびっくりさせた。小学校では、女の子を泣かせる男子に殴る、蹴る。あ、もちろん、何もしない子には絶対手は出しません。むしろ、我が家の長男のような男子とは仲良しになる。女の子の仲良しもいたけど、男子の仲良しも多かったな、理不尽な事絶対しないヤツ。私が長男の同級生だったら惚れてるな♥️長女も同じ事言ってたな。


なんだ、お題からズレてきたな。

戻そうか。


子供の頃から、運動、運動、そんな私が演劇の世界に入ってからは、そんなこんなで、あっと言う間に運動不足な大人に。
30も大きく過ぎて結婚、不育症でも授かった二人の子供達のため、アイススケートやプールに連れて行き、翌日、はたまた翌々日に来る筋肉痛に耐えた。長女の小学校のトワイライトスクールの交流に参加しバスケで約1分本気出したら、マジ吐きそうになり、焦った。『こ、こんな、こんな事で、こんなに動けないとは💦』

同居になってから、毎日、舅姑晩酌の習慣に合わせていたら、すっかり太り、会社の検診で体重50キロを裕に超え、びっくり。不経済だし、義母達に合わせるのを止め、旦那が晩酌する時だけに。
それでも、一旦増えてしまった体重は、戻らず。

剣道を始め、昔のように素早い打突は出来るものの、体力が😥かかり稽古を数回で息があがり、足が動かず❗️
ある日、四段がやっと取れました、との報告も兼ねて、初顔合わせだったパパ剣士、師匠と何やら私の方を見て談笑。私の方は、『いかん、足が、もう動けない』途中で失礼だけど、師匠に「すみません、もうしんどくて限界です。抜けます」
と、言いに行きました。
ところが、傍らのパパ剣士「え、いや、是非お手合わせお願いします。一回だけ、お願いします、すいません」
いや、もう、動けないんですが、こんなヘロヘロで全く足動いてない人とやっても、と思った。
あまりにお願いされ、仕方なく承諾。

そう、限界だったんです❗️


左足アキレス腱断裂。剣道場から1回目の救急搬送です。

運動不足もですが、術後の松葉杖生活でも実感、『重い』

身体が重いから余計に負担、しんどい。

駄目だ、これじゃ。

ビールは、何かのイベント事の時だけ。昔のように、緑茶生活(熱い緑茶好きで、気がつくと一人で給湯ポット空にしてた事も昔はありました)
夜は炭水化物取らない。

五十過ぎのおばさんの体重は、ものすご~く、緩やか~に減ってきています。一見、平行線に見えるほどに緩やかに。

でも、タルタルだった二の腕やふくらはぎはプリッ。ガッツリ肩は戻ってしまい、Tシャツの肩や袖グリがキツい。
アキレス腱断裂後のリハビリ時に実感しましたが、子供の頃、運動、スポーツをしていたか、してないかによって、大人になってから、いや、老人になってから、かなり違う。筋力、体力違うのは当たり前ですが、まず意識が違う。病院のリハビリ場には、年配者がいっぱい。となりのベッドのおばさん柔術師がいつも口にしてマッサージしていた「動かなくて固まってしまったのを、無理やりほぐして動くようにしてるだけだからね、マッサージして、はぁ楽になった、って帰って同じ生活してもらっちゃ駄目だよ、動いてもらわなきゃ」
きっと、一生懸命マッサージしても、悲しいかな、また繰り返すだけの人がほとんどなんだろう。
スポーツに慣れ親しんだ人は、少しでも戻そう、何とか食い止めよう、って意識しやすい。
もちろん、運動なんて全くしてこなかった、スポーツ嫌い、不得意、いいんです。スポーツしなくても充分。意識だけ、少し変えれば。意識が変わるだけで日常が少し変わる。運動不足は不経済。お金かかります。
回りに迷惑かける。
散歩しなくたって、杖やシルバーカーで歩いてスーパーに買い物行くだけですごい運動量だと思うし、立派。
一生懸命やり過ぎると却って怪我するし、危ないよね。怪我するとまたお金かかるよね。すみません。


一時は、そんな状態でしたが、役員の仕事に追われ、長男の不登校、この夏の2回目剣道場救急搬送。しばらく、本気稽古禁止。小さな子達の稽古補佐、長男の夜の散歩に付き合う程度。

運動不足です。私にとってはかなり。
でも、これくらいが、今はいいのかも。
やり過ぎない、過信しない、倒れない、怪我しない。動こう、という意識だけ、持っていよう。
そうだ、息子のスクールカウンセラーさんに言われた「お母さんは、サボってやろう、っていうぐらいの意識が丁度いいと思います」


台風で、散歩も出来ません。
台風で、ゆっくりブログ書いてます。

あなたは、もう五十過ぎのおばさんです。
ちょっとサボりましょう。
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