YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

ダークサイド長男と秋の青空

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昨日は闇に堕ちていた長男。
今朝はなかなか起きられず、寝顔の愛息子の目の下に隈。疲れたのね。

昨日、仕事から午後4時頃帰宅すると、2階リビングで音楽を流しながらフラフラと学校の用具や洗濯物を仕分けして半踊りの長女😁中間テストが終わり解放ムード。
「ただいま~」の声に長男の反応なし。
また、部屋で通信ゲームを誰かとしてるのかな。
部屋のドアが閉まっている。
静か目にコンコンとノック、ゲームをしてたわけでもなく、動画を観ながらゴロゴロ、顔が暗い、闇に居る時の顔。何が原因か、今帰ってきたばかりの長女は知るはずもなく、2階に戻って長女が中間テストの様子や出来を話すのをうんうんと聞く。
朝から居て何かしら、知ってるであろう旦那は車がないからいない。
長女の話をひとしきり聞いて長男の部屋へ、様子を聞きにいく。ゲームで何かあった?父ちゃんと何かあったの?何でもない、と言いながら、イライラして、汚ない言葉を吐く。そのうち、ビニールのハンマーで私を殴り出す。あぁ、かなりのストレスがたまってる、寂しかったのか、スキンシップを兼ね戦闘、格闘、押し倒して、チュー💋
「何する~変態やろ~」と言われながら、また格闘。そのうち、こんなことを母としている自分に嫌気がさしてきたのか、倒れたまま息切れするように、細か過ぎる呼吸、自分の胸をわしづかみして、苦しい、痛いと言う長男。
半身を膝に入れて「小さく息しない!大きくゆっくり、ほら、鼻で吸ってーゆっくり口でフーッ」
そのうち、落ち着く、そして側にいてやるとまたゲーム機で動画を見出して、そして、週二回だけの夕飯当番のお婆ちゃんが一階から「御飯できたよ~」
今やっと落ち着き始めた長男が行くわけもなく、畳んだ洗濯物を持っていくついでに、「区切りで来るからお先にどうぞ」と声かけする。すると、「○○ちゃん目玉焼き塩だけだったか?こないだ食べてた時、ベーコンの、味をどうすればいいか分からなくて、作ったけど」…………「え?ベーコンエッグ作ったの?」 夕飯にベーコンエッグ、こないだの夕飯時のベーコンエッグは長男が自分で作ってみたい、お姉ちゃんも好きだし、食べてくれるかなぁ、って長男が作ったメニュー。やってみたいとチャレンジして作っていたのは姑も側に居たので知っています。小五の長男が作るから、夕飯でもベーコンエッグ。そして、また何故、人のメニューを取る❗️

新しい家になって、キッチンも広くキレイに使いやすくなり、半々で夕飯当番の約束が、すぐに週2日だけになった姑の夕飯は、メニューが考えられないようで、私が作る物作る物、真似をして、作った事ない物もわざわざ聞いてきて、だから作り手は2人いるのに、同じようなメニューが食卓に並び、私の得意料理を真似したものも美味しくないから子供達はあまり食べない。食べないからまた真似をする。私が剣道の日は、準備時間がタイトなので、簡単なメニューや買ってきた惣菜が並ぶ事もありますが、それもどんどん真似て食卓に。そして、長男の得意料理にすると言っていたベーコンエッグまで出ました。買ってきたカツと。やりたくない感満載ですが、週2日だけはキープしたい。経済的にもしんどい。

動画が区切りになり、長男と夕飯、「よし、お母ぁ、さっさと食って散歩行くぞ」
お、今日は夜の公園巡りに行くらしい。2人だけの夕飯は気軽で、食後の洗い物は長男、風呂の掃除と準備は母、分担して、食卓を長女の『テレビなし』『音楽だけ』の『お一人様夕飯タイム』に譲る。
涼しくなった夜に、パーカーを羽織って二人で家を出る。
道々や、公園で遊びながらも、ダークサイドの長男は言葉を連ねる。
「早く人生を終わりにして楽になりたい」
「早く死にたい」
「おらの未来は何もない」
「将来もう何にもなれない」
「誰も信用しない事にする」
「信用しても裏切られるだけだ」
「何で話かけて欲しくない時、考えてる時とかに話かけるやついるんだ」
「何でもっと気をつかえないんだ、何で察しないんだ空気読め」
「やりたい事もあるけど、お金かかるから」
「あぁ、お金があったらな」
「おらみたいなこんなヤツのためにお金を使わせたくない」
「おらが死ねば、その分お金要らないから少しは楽になるだろう」

母はあなたのその落ち込みように心当たりがある。

お父さんだよね。

先月の誕生日プレゼントで希望していたガンプラ『グフ カスタム』父と探しに行って、どこにもなかったから、代わりにと8百円でお得だったというサザビーを買ってきた。グフはネットであるから、サザビーを作ったら父がネット注文してくれるとの約束。

サザビーは楽しく作り、出来上がりも大きくカッコいい‼️と喜んでいた。すぐに、グフだと楽しみがなくなるのが早いから、ちょっと間をおいて父に頼むんだ、と言っていた長男。なるほどね。楽しい時間は長い方が良いね。賢いね。
出来上がったサザビーを、シャアザクガンダムと並べ、毎日違うポーズや配置にして楽しんでいた。
そして、そろそろと先週、父に「そろそろ、グフカスタム、注文してください」とお願いしていた。
母に考えた作戦を打ち明けていた。
今頼めば、明日か明後日ぐらいに着いて、平日、母やお姉ちゃんも居ない、独りの時間を寂しくなく、楽しく過ごせる。ということだ。なるほどね。賢いね。
でも、母は少し不安に思っていた。いつもの事。
母なら、お願いされたら、そうかと、その場で検索、ポチ、と注文。いくら入力する事項がいくつかあるにしろ、何十分もかかる事ではない。どうしても出来ないタイミングなら、いついつにやって、いつ頃届くか、ちゃんと本人に伝える。それは長女に対してもだ。

だが、旦那はそうしない。長男に頼まれた夜も、分かったと言って、一階に夕飯を食べに行き、テレビを観ていた。そして、時間になって、夜勤に出掛けて行った。夜勤は二時間おきに休憩がある、スマホで注文出来るはず。
翌日、長男が「あった?頼んでくれた?」
「あ、まだ」と旦那。 何故? そんなにホイホイ子供の言う事聞いたらダメだと思っているのか、それとも、お金ない?
いや、2000円もしない、5000円予算、サザビー800円、そんなに使ってないよね。
そして、翌日、私に「頼んでくれたかなぁ」と聞く、「父ちゃんに聞いてみればいいじゃん」
忙しそうで、疲れた顔してるから聞けなかったみたい。
はぁ、何時までこの子を待たせる?HSCらしいと伝えてある。参考記事も送信してある。
私が注文すれば、簡単だけど、父の株を上げたいから、父との関係を築いて欲しいからと辛抱している。
また、長男が聞く「頼んでくれた?」「まぁ、待っとれ、ちゃんと頼むで」長男の作戦は見事に崩れ、平日の独りの時間をまたゲームや動画で過ごし、闇に堕ちた。

夜の散歩で「お父さん面倒くさいからだよ、今忙しいし」と頼んでくれない理由を私に言った。

自分は父にとっては、一番ではない。仕事忙しい、疲れた、やらなきゃいけない事あるから、自分の事は次の次の次ぐらい、って存在なんだな、と認識したような淋しい言葉。

私はまず子供が一番、なので、後回しにする感覚が全く分からない。頭にくる❗️もう、傷つけないでよ❗️この子を‼️
いつも、そう、大事な事、後回し後回し、待って待って、いつも私がしびれ切らして催促。それって、適応障害だから?違うよね?相手に対して、というか家族に対しての想い、熱量が違う気がする。それは父親皆そんなもん?

仕事に出掛けてしまった旦那にラインを送った。
長男にとって、10の事は100、何倍も傷つき、寂しい毎日を待って待って、我慢して壊れた。
頼みました、ごめんなさい、と返事。

長男は父にかなり気付いをする。気を使って言えない事が多い。
私に吐く「死」も決して旦那には言わない。殴る事もしない。暴言も言わない。私にだけ。
多分、私には絶対的な安心感があるからだと思う。

朝、旦那が長男に「ごめんな、遅くなって、頼んどいたからな」
「いいよ~、忙しいんだから」
優しい。父を傷つけない。

たまった寂しさ、遅く起きて、一人の朝御飯にさせたくない。
いや、今日は一人にしたくない。

仕事先に子供の体調不良と言って休んだ。
今日は夜の剣道も休もう。

一階のキッチンで、爺ちゃんが朝御飯を食べようとしている様子。一緒に食べたくないらしいが、一階まで自分の朝食の準備についてくる。
座卓にあぐらかいて座り、長男は見ないような番組をつけて鍋のお汁を温め待ちの様子の舅。
パンが焼け、朝食用の皿にヨーグルト等ものっけて、何も言わず横を通り2階へ。
長男の朝食の横で珈琲を飲む。
しばらくすると、一階から大きな音❗️
ガシャーン、ダン、
鍋をひっくり返したのか?大丈夫か?
長男も出掛ける準備中の旦那も全く気にしてない?気付いてない?
続けて、苛立ち、怒鳴るような声、「学校はどうなった」バンッ❗️ダンッ❗️
学校?って言った?長男の事を責めてる?
聞き間違い?でも「学校」は確かに言った。テレビの事?いや、そんな事で怒鳴らないか。
鍋を流し台に投げた?ゴミ箱蹴った?何?

大嫌いだ。

最近、益々思うように動けず、腰の曲がったヨボヨボな爺さん、腰か足か痛いらしく、何も言わないが苛立って、一人で怒鳴ってるのが聞こえてくる。動かないのに人一倍食べ、一日中ゴロゴロの生活はもう何年?自分の身体を支えられなくなってるの、当たり前。人の忠告聞かないあなたに、そんな生活のあなたに長男を責める資格はない。
守らなきゃ、いつか大きく傷つけられそう。絶対守る。

私が仕事を休んで側にいる事が嬉しそうな長男。
綺麗な雲一つない青空に「凄いね、綺麗だね、あっまぶしい」
一緒に買い物に行き、メニューも相談、ハヤシライスに決定。いつものように豚肉コーナーに行こうとする長男に「ハヤシライスは牛肉だよ」
「あっ、そうか」「うわ、高!牛肉たち、もうちょっと安くなってよ」「○○、そっち国産だもん高いわ、こっちのオーストラリア産にしよう」「あーそれでも高いなぁ、あー、これでいいか」とその中からワンパック選ぶ。どんどん心の充電がされていく。
スーパーの駐車場からきれいな青空を観て。
一緒にお昼御飯。部屋でビーチボールバレー。一緒におやつ。
一緒に夕飯を作って。
「剣道行かないの?一緒にハヤシライス食べれる?やったー」嬉しそう。
一階と別々で2階に夕飯運ぶ。
一緒の時間をたっぷり過ごし、いつもの優しい長男の顔。仕事も剣道も休んで良かった。
早く届くといいね、グフカスタム
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