YK-akadoの『不』日記

元劇団女優・まだ細々俳優鬱治療中の旦那の両親と同居で頑張る2児の母・剣道に息子と通う有段者で役員、その息子は不登校児に・長年勤務の パート主婦 、色んな立場で感じた事やぼやきを書き綴り、最愛の子ども達に何か残ればいいな。

思い出は生き抜くパワー

今週のお題「人生最大の危機」

50年以上生きていれば、色々起こる。不育症で流産繰り返した事?アキレス腱断裂?このあいだの、救急搬送と入院?長男の不登校か、主人の適応障害か、遥か昔の両親の死なのか、それとも舞台人だった頃の失敗?

んー、…………、どれもこれも人生最大のピンチとまでは言い難い気がする。危機……大きな災害や事故に見舞われたわけでもなく、破産したわけでもなく、経済的危機は何度となく訪れた事はありますが、餓死しそうにまでなったこともない。
先日の救急搬送時は、頑張ろうにも自分ではどうにも出来ない動けない、嘔吐が止まらず苦しみましたが、死を覚悟するようなものではなかった。

どれをとってみても人生最大の危機と題して書いては、震災や事件事故で突然、家族や家、仕事を失った方々に失礼なのでは、などと思ってしまう。
もっと軽い気持ちで綴れば良いのかもしれないが、
悲惨な事件が昨今多すぎる。
世界的にみたら、まだまだ安全な国なんだろう、でも神話は崩れ始めている気がする。

私は生きづらいと感じた事は幸いありません。子供の頃、両親は家庭内離婚状態だったので、屋上から飛び降りたら悲しみは消えるかな、楽になるかもと考えた事はありますが、今度の誕生日には楽しい事があるかも、クリスマスには特別楽しいことが待ってるかもしれないから、やめとこう、と先延ばしにしてきて、そのうち、悲しみも苦しみも友達付き合いのようになりました。悲しい事や苦しい事の繰り返し、それが人生、楽しい事や嬉しいこともあるのだから、辛い事もあり、腹も立つ、それは当たり前、痛みや辛さは生きて活きてる証し、そこをどう切り抜けるのか、立ち向かうのか、果たして自分はどのように乗り越えていくのか、どんどんスキルアップする自分。

でも、生きづらいと感じて引きこもる、自ら人生を終わりにする、他人を傷つける、生き甲斐を見出だせずただダラダラと過ごす、自分のために生きる事ができないなら他者の役に立とうと思う事ができない、そんな大人がいっぱいなのだから、子供はもっと生きづらいのかもしれません。
私が子供の頃、飛び降りる事をしなかった先延ばしにしたのは楽しい思い出もあったから。誰かに必要とされていた記憶があるからだと思う。だから、自分の子供にもそんな思い出、記憶、いっぱい作ってあげたい。人生最大のミッションですな。
人生最大の危機、とすると重いんですが、『あのピンチを振り返る』と受け、子供にもよく話す舞台のNG集より一つ。

ドタドタなコメディの舞台で、父役がしゃべりながら退場し、娘役の私と母役は父の様子がおかしいと祖母に訴えかけるが、「あぁそうだ❗️」とまたすぐ父役出て来て、私を含めた舞台上の三人は「ヒッ!」となってしゃべるのをやめる。そんなシーンで、セリフは全部しゃべったのに「あぁそうだ」と父役が再登場しない❗️マジか😱瞬間的にセリフにないセリフ喋り出す私。そこに母役ものっかって喋り出す、まだ出て来ない、実際にパニックだが父の様子が変だとパニック状態で訴える娘役がしっかり降りてきている私は自然とセリフにないセリフが出てきた。セリフを喋りながらも、舞台裏を走る足音が聞こえてきた、やっと父役登場😓
シーンを勘違いし、すっかり終わったと思い、反対下手袖側まで行って、私が聞いた事ないセリフを喋っているなぁ、って思ってたそうです。途中で「あっ!私だ!」と気がつき走って上手に戻って舞台上に。その芝居を知ってる友人が観ていたので、終演後、変な間が出来てたでしょ?と尋ねましたが、セリフ増えたんだ!としか思ってなく、ハプニングに気がつかなかったそうです。いわゆる『出とちり』というやつですが、私はやったことはなく、されたことは多々。まだ駆け出しの頃に起きたそのピンチを上手く乗りきった事で一つ皮が剥けて、役者というものに取り組む姿勢、指針が見えた気がした出来事でした。
これも、良き思い出の一つです。

f:id:y-k-akado0725:20190816102507j:plain
父と箱庭に作った秘密基地、母も滑車とロープ、S字フック買って来てミニリフト作ってあげたよね。
長男と長女はよく防腐塗料塗るの手伝ってました。